【1630】「普通」と「異常」の境目~価値観の違いを理解する~
ある人と話をした際に、私が
「普通はそんな風には考えないよね」
と言ったところ、
「私は異常ということですか!」
と烈火のごとく怒り出したことがありました。
その態度がもう普通じゃないよな、と思ったのですが、この
「私が異常ということですか」
という言葉が、いろいろと考えるきっかけになりました。
私が異常と思うことを、彼は普通(=一般的)だと思っています。
彼にすれば、私が異常なのです。
つまり、両者は対極にあります。
どちらが異常なのかは不特定多数の人に聞いてみないとわかりません。
ただ、その場に居た複数の人が後から
「彼の価値観はおかしいね」
と言っていたので、私としては、彼の価値観は少しズレているのだろうと思っています。
ところが、それを伝えたところで、彼は
「そうなの」
くらいは思うかもしれませんが、自分の価値観のズレについて悩むようなことはありません。
後日、何度か会っていますが、相変わらずでした。
ここで私が重要だと思ったことがあります。
それは、まったく同じ出来事を見ていても、
人はそれぞれの立場、視座、視点、価値観によって、
まったく異なる理解をするということです。
たとえそれが、こちらから見れば理にかなわない、異常と感じる考え方であっても、
その人にとっては異常ではありません。
だから、その人の考え方を無理に改めさせようとするよりも、
その人の視点を通して見える世界がどんなものなのかを
考えてみる方が大切ではないかと思うのです。
結果的に、その人の価値観がズレているとしても、
「なぜ、その結論に至ったのか」
を考えてみることで、その人との距離感は少し変わってくると思います。
いずれにせよ、その考え方が間違っているという結論になる可能性はあります。
しかし少なくとも、
その誤った結論にどのようにして到達したのかを理解しようとすることは大切でしょう。
そして他者の視点がきっかけとなって、
自分自身の意見を再考したくなることもあるかもしれません。
人の違いを否定するだけでは、世界は広がりません。
違う視点を知ることは、自分の視点を磨くことでもあるのです。
■本日の教訓
人の価値観を否定する前に、その人の視点から世界を見てみる。
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