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【第542号】 コンプレックスこそ宝もの
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誰にも言いたくないコンプレックスの一つや二つは誰もが持っていると思います。
私は小学6年の時に既に180cmありました。しかも老け顔です。
中学生に「おっさん」と言われたこともあります。
公共交通機関に乗るたびに大人料金を求められ、説明するのも面倒臭かったです。
何よりも一番嫌だったのが、この身体で一年生と同じ学帽をかぶり、
ランドセル(背負えないので肩にかけてました)を持って集団登校することでした。
この時の恥ずかしさは堪えられないものでした。
今の時代のように黄色の帽子だったら不登校だったと思います。
ところが中学に入ると一転します。
体育系のクラブのあちこちから勧誘されます。
野球部でしたが、時々バスケットやバレー部からレンタルされていました。
あれほど嫌だった背が高いというコンプレックスが優越感となりました。
高校は進学校です。同級生の多くは国公立へ進学します。
私は早慶より一段下の私立でした。
高校を卒業して、初めての同窓会に行ったときにコンプレックスを感じました。
その時に「社会に出たらこいつらには負けへん」と思い、負けない実績を作ったら
同窓会に行こうと決め、その後は参加していません。
過日、同級生が全員還暦を迎え、40数年ぶりの同窓会に参加しましたが、
上場会社を起業したり、上場企業の役員に就任したりしている一部の同級生には
多少のコンプレックスを感じましたが、「負けてへん」という自負はありました。
大学に入学した時は、同じ様な偏差値ばかりなので
コンプレックスを感じることはありません。
ところが社会に出ると日本でもトップクラスの大学を出た人とも出会います。
彼らにはコンプレックスを感じましたが、その反作用として
自分より偏差値の低い大学出身者には優越感を感じました。
このように過去を振り返ってコンプレックスを考えると不思議なものだと思います。
負い目になったり、優越感になったり、本当に自分勝手なものです。
ということは、コンプレックスはコントロールできるということです。
コンプレックスを感じるのは心ですから、それを防ぐことはできません。
ですが、コンプレックスを自分を発展させるための
スタート地点と思えば良いと思います。
コンプレックスが自分を太く、強くしてくれます。
そう考えることができれば、コンプレックスは
自分の負の財産ではなく宝ものとなります。
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