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【第545号】 物忘れを防ぐ記憶方法
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人間は年齢を重ねると物忘れがひどくなるものです。
そりゃそうです。
10歳の子供と80歳の高齢者の記憶量は全く違います。
インターネット黎明期は知りたい事があれば、キーワードを1つ打てば、
何らかの情報が表示されました。
何ページも関連情報が表示される訳ではありませんので、
数ページから関連情報見つけるだけです。
「えっ!もう無いの・・・」と落胆することがありました。
現在は、1つのキーワードでは知りたい情報に辿り着けませんよね。
複数のキーワードを使って、情報に辿り着きます。
検索上手が仕事上手のイメージです。
ちなみにwindows95が発売されたころは
インターネットマガジンだったか、DOORSだったか忘れましたが、
雑誌に企業のURLがタウンページのように掲載されていました。
そのアドレスを一文字ずつ打って、サイトに辿りつきます。
NASAのサイトやプレイ○ーイのサイトにそうやって見に行きました。
googleはまだ企業として存在していません。
yahooの検索サービスは日本にはまだ来ていません。
検索という概念がまだありませんでした。
パソコンの中に保存したファイルもどこに保存したかをノートに残していました。
何ともアナログな事をやっていました。
話を元に戻す前に認知症と物忘れの違いをお伝えします。
昨夜の夕食のメニューが思い出せないのは物忘れです。
食べたことを思い出せないのは認知症です。
隣人の名前を思い出せないのは物忘れです。
隣人であることを思い出せないのは認知症です。
今回は物忘れについての話です。
何故、思い出せないのか?
記憶のリンク切れです。
情報量が少なければ、重要な検索ワード1つで辿り着けます。
でもその重要検索ワードが浮かばなければ、辿り着けません。
ところが、サブの検索ワードを複数使えば、重要ワードがなくても
周辺に辿り着けます。
よく何かをしようとして忘れることがあります。
その時の何かは大概「1つのワード」で行動しているはずです。
切手を取りに離席したとします。
途中で、同僚と会話し、トイレに行ったら、
何をするために離席したかを忘れてしまい、
もう一度席に戻ると思い出す、ということを誰もが経験しています。
この時に「82円 切手 お礼状」と複数のワードを頭に入れて、
離席してください。
途中で、同僚と会話し、トイレに行き、ついでにコーヒーを飲んでも覚えています。
これは、海馬に記憶を探す道を残すからです。
こんなことはありませんでしたか?
「田中です。お久しぶりです」
と言われ、全然、覚え出せずに
「どちらの田中さん?」
「3年前に研修でご一緒しました」
「どこの研修でしたか?」
「○○総研の▲△研修です」
「あ~っ!あのときの田中さん、お久しぶりです~」
記憶は消え去っているのではないのです。
記憶を繋げるリンクが切れているので、
上記の様に繋げて行くと思い出せるのです。
このことを逆に行うのが、離席時の物忘れ防止の工夫です。
もちろんうまく行かない時もあります。
一番良いのはメモを書いて、行動することですけどね。
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