【1513】 研修が無駄になるのは講師のせい~伝え方ひとつで未来は変わる~
研修をしていると、ときどきドキッとする感想を頂きます。
「言われていることはわかるのですが、できていない自分がダメだと言われているようで、悲しくなりました」
「質問に答えられずに、皆の前で恥ずかしい思いをするのが嫌です」
もちろん、私自身は「ダメ出し」や「恥をかかせる」つもりはありません。
しかし、講師としては、受講者の受け取り方にもしっかり配慮しなければならないと痛感します。
そんな折、致知出版社『運命をひらく365の金言』に収められていた、森信三先生の言葉に出会いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真の教育
真の教育は、相手をして生々発展させるものでなければならぬ。
教育によって萎縮するようではいけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
森信三先生(1896~1992)は教育哲学者で、
教師としての実践を通じて「しつけ三原則」などの教育理念を説き、
多くの経営者や教育者に影響を与えました。
この言葉を読むと、
「研修で萎縮させては、未来を閉ざしてしまう」
ということに改めて気づかされます。
伝えるべきことはきちんと伝える必要がありますが、伝え方に工夫をすることが肝心です。
例えば・・・・・
✕「できていないですね」
〇「ここまでできているのは素晴らしいです。さらに良くするには、ここを意識すると伸びますよ」
✕「まだまだ努力が足りません」
〇「ここまで積み重ねてきたのは立派です。次の一歩はここを磨くことです」
✕「失敗を恐れてはいけない」
〇「失敗は挑戦した証です。そこから学んだことが、次の成長につながります」
同じ内容でも、受講者の心の受け取り方は大きく変わります。
伝えるべきことは変えずに、伝え方を変えるだけで相手の未来がひらかれるのです。
なかなか、置き換えは難しいですが、努力を重ねます。
■本日の教訓
伝え方の工夫が、相手の萎縮を防ぎ、未来をひらく力になる。
●────────────────────────────────────────────────●
\ コンサルティングって何してくれるん? そんな方におすすめです /
お試しコンサルティングで御社の課題解決プロセスの入口をお見せします
→ https://km.kando-m.jp/trial/
●────────────────────────────────────────────────●
\ 経営課題をまとめて相談、まとめて解決 /
戦略立案・人財育成・風土作り・営業強化など経営課題を一気通貫でご支援
→ https://km.kando-m.jp/onestop/
●────────────────────────────────────────────────●
\ 人が育ち、成果が積み上がる「IT補助金登録ツール」Team Manager /
ESが向上し、CSが高まれば、業績も向上する・・・それを実現するシステム
→ https://team-mgr.net/
●────────────────────────────────────────────────●
\本ブログはメルマガで配信されます。/
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
→ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
●────────────────────────────────────────────────●