【1525】 「素直になりなさい」は誰に言う言葉か?~まず自分に言うべき!~
「素直になりなさい」
幼い頃から繰り返し、言われました。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
この「素直になりなさい」にはいろんな意味があります。
私たちが真っ先に浮かぶのは「言われたことに従う」ことと思いますが、
実は、それだけではないのです。
今回は、自分の見方や考え方を柔軟に変え、
その場に応じて最善の行動を選べる心のあり方も「素直になる」ことであることをお伝えします。
例えば、仕事で想定外のトラブルが起きることはありますよね?
・予定していた資料が直前で使えなくなった
・お客様の要望が急に変わった
・上司の判断で方針が覆った
こうした場面に出会った時に皆さんはどんな感情が出てきますか?
心が固くなっている(=素直でない)と、まず
・「今まで準備したのに・・・」という残念さや悔しさ、執着
・「どうするんよ!?」「なんでやねん!」という動揺、不満、苛立ち
が前に出てきます。
要するに、自分の思い描いた枠に現実を押し込めようとするから、
反発(=素直でない)が生じてしまうわけです。
しかし素直な心で臨めば違います。
素直であるとは、「自分の考えが絶対ではない」と受け止める心でもあり、
自分の中に生まれたマイナス感情を即座に、プラス感情に置き換えることができることです。
そうなると「状況の方に合わせてみよう」と自然に視点を切り替えることができます。
「今できる方法は何か」「他に使える資源はあるか」と、新しい可能性を探る柔軟さが働きます。
極端に言えば、「困っても困らない」。
一見できないように見えることも、「やってみよう」という気持ちが湧き、突破口を開けることがあります。
これは人間関係にも通じます。
部下の失敗を頭ごなしに叱るのではなく、
「どんな背景があったのか」と一歩引いて考えれば、指導も前向きなものになります。
また、意見が食い違う会議でも、相手を否定するのではなく
「そういう考え方もあるのか」と受け止めることで、対話の可能性が広がります。
部下や相手に対して「素直になりなさい」と思うよりも、自分が「素直になる」のです。
素直な心があれば、固定観念に縛られず、どんな状況も新しい学びや成長の機会へと変えていけます。
そこには、生き生きとした「自由な発想が生まれる」自分が存在しているはずです。
■本日の教訓
素直になるとは「思い込み」を手放すことで、困難を学びと成果に変えられる。
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