【1540】 数字に厳しい=冷たいではない~目標達成させたいという優しさを見よう~
【1538 数字と人間力のバランス~成果と信頼の両立をめざして~】
https://km.kando-m.jp/news/mm1538/
【1539】 数字がチームワークを悪くする~これほんまかな?~
https://km.kando-m.jp/news/mm1539/
こちらの続編となります。
数字に厳しいというと、どこか冷たい印象を持たれることがあります(ワタシモソウデシタ)。
また、数字に厳しい人は数字を大切にするため、数字に強い印象を与え、
それが「冷たい人」という誤解を生むこともあるでしょう。
しかし、私の周囲で“数字に強い人”に冷たい人はいません。
財務、経理などの方々は、営業現場よりも数字に強いですが、優しい人が多いです。
営業の現場で数字に強い人が冷たく感じるのは、
数字の背景にある構造を冷静に見ているからかもしれません。
例えば、「なぜ売上が落ちたのか?」と問われたとき、
「最近モチベーションが下がってるからです」と答える人と、
「商談数が減ったのは、見込み客の更新が止まっているからです」と答える人。
どちらが、冷静でかつ“次の手”を打てるでしょうか。
数字に強い人は、未達の悔しさや情けなさという感情の原因を数字で追い、
数字の結果を「絶対に挽回してやる」という感情に変えます。
この「挽回したい」「挽回させたい」という感情が会議でぶつかることがあります。
それは悪いことではありません。
ただし、感情だけで語れば「誰が悪いか」に終始します。
重要なのは、そうなった根拠や構造を語ることです。
そうすれば「何を変えればいいか」に話が進みます。
同じ課題でも、話し方ひとつでチームの温度は変わります。
感情で語るチームは慰め合いや責め合いがちになり、構造で語るチームは前進します。
よく会議終了後に「そんなに厳しく言わなくて良いのにね」
とチームメイトを慰める人がいます。
この行為自体は悪くないですが、そこで終わっていては困ります。
数字を味方につけ、現実を正しく見て、未来を希望で語ることです。
これができるのが優しさです。
数字に強い人は厳しさと優しさの両面を持つ人が多いのもわかります。
■本日の教訓
数字に強いとは、冷たいことではなく、正確であること
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