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【第439号】 緊急なこと、重要なことを区別していますか?
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区別の前に、「緊急なこと、重要なこと」どちらに重きを置くか?を問います。
「緊急なこと」とは?
今すぐの対処を求められていることです。
「重要なこと」とは?
非常に大切にしなければならないこと、あるいは大切にしたいことです。
公私に渡り、充実感、達成感、恵みをもたらせてくれるのは「どちら」ですか?
重要なことですね。
ですが、多くの皆さんの毎日は「緊急なこと」を中心に過ごされていると思います。
では「緊急なこと」を日常から減らすにはどうすれば良いでしょうか?
緊急かつ重要なこと。これを第一領域と言います。
・今日が納期の仕事
・他人の進捗に影響を与える仕事
・今、解決しないとリスクが高くなる問題の解決
・クレーム対応など
緊急ではないが重要なこと。これを第二領域と言います。
・将来への人間関係づくり
・2~3年後に実を結ぶスキルの積み重ね
・人の採用と育成
・リーダー教育
・新しい事業の開拓、下地作り
・健康に繋がる継続的な活動
緊急だが重要でないこと。これを第三領域と言います。
・他人にかかってきた電話をつなぐこと
・意味のない打ち合わせ・会議への出席(※1)
・事情に関わらず強制参加のイベント(※2)
・書類や備品探しの時間
・PCのトラブル解消
※1:ご自身の参加意欲が低いとこれを感じることもあります
※2:会社としての付き合いの中で関わることもあります
緊急でもなく重要でもないこと。これを第四領域と言います。
・誰かに待たされている時間
・必要のないテレビやニュースを見ている時間
・習慣化しているSNSの閲覧
・生活や仕事に良い影響を与えない趣味
・成果のないゲーム、過去に課金したからと今も続けているゲーム(←反省)
・使いもしないのにあわてて買ってしまったルアー(←反省)
冒頭に書いた
「緊急なこと」を日常から減らすにはどうすれば良いでしょうか?
これについて触れます。
経営者の資金繰りを考えて下さい。
明日、落とさないとならない手形の資金繰りがまだできていない。
これは第一領域のことです。
もし、売上利益をしっかりと上げ、銀行評価も高く、預貯金も十分にあれば、
明日の手形決済に慌てる必要はありません。
すなわち、第二領域をちゃんとやっておけば、第一領域には突入しないということです。
営業の売上を考えて見ましょう。
今月の売上未達を何とかしないとならない。これは第一領域です。
三ヶ月先まで受注を確保し、売上達成が見えている。これは第二領域です。
ミスクレを考えましょう。
毎日ミスクレのやり直しにクタクタになっている。これは第一領域です。
バッドニュースがほとんど上がって来ない様になった。これは第二領域です。
如何ですか?
上位管理者であるほど、第二領域に時間を使えば、第一領域に慌てなくて済むのです。
上位管理者の自己管理不足がご自身だけでなく、
部下までも第一領域に引きずり込んでいるのです。
反省しましょう。
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