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【第459号】 修理がしやすいことが強味となる
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松下幸之助氏ネタです。
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修理のしやすさを考えての設計を
設計するにあたって、万一不良の場合には
取り替えやすい設計にしているかどうか。
一つのものを設計するにあたって、
その製品の用途というものを完全に満たすとしましても、
万一不良で修理が必要という場合に、
簡単にそれが修理できるということをちゃんと考えているかどうか。
そういうことを十分に考えた上で開発し、
設計するというようなことが、
非常に強く要望される時代になってきたと思うのですね。
(昭和39年9月5日・松下電器創業記念祝賀会)
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ホームセンターで家電部門のバイヤーをしていた時のことです。
松下製品は仕入れ価格が他の家電メーカーよりも高く、
あまり店頭で割引をすることができず、
お客様よりもう少し安くしてよ、と良く言われていました。
価格面では、売るときには少し売りにくいのですが、
壊れにくいですよ
万が一壊れても修理期間が短いですよ
と伝えることで納得されたお客様も多かったです。
安い他のメーカーを買われた人が、後日、修理に持ってこられる時に
松下にしとけば良かった、と言われたことを覚えています。
「壊れにくい」
これは他の家電メーカーと比べて、歴然とした事実としてありました。
松下製品が系列の販売店でしか売られていない頃の
壊れることで消費者や販売店に迷惑をかけてはいけない、
万が一壊れても販売店でも修理がしやすい、
この2つのイズムが時代が過ぎても強く残っていたと思います。
人様優先
この発想をモノ作りだけでなく、
修理においても徹底していた松下は本当に素晴らしいと思います。
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