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【第469号】 仕事・人生の結果=考え方×熱意×能力 ~良き隣人が欠かせません~

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【第469号】 仕事・人生の結果=考え方×熱意×能力 ~良き隣人が欠かせません~

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仕事・人生の結果=考え方×熱意×能力

これは本メルマガでも何度か取り上げている京セラの稲盛和夫氏の考え方です。

考え方は-(マイナス)から+∞(プラス無限大)まであります。

-の考え方は「悪い考え方」ですね。

人を騙すなどの道徳に反することはやってはいけないので

-でもかなり大きな数字となります。

±0近辺は、自分の利益しか考えない「自己中心的な考え方」でしょう。

+は人様優先です。人を優先すればするほど数字が大きくなります。

+∞ はマザーテレサやナイチンゲールの様な「人様のこと」しか考えないレベルです。

「人様優先」という考え方は「思考」ですから、

誰でもそのように考えることはできます。

それをするか、しないかで±0から+∞に変わります。

熱意は0(ゼロ)から+∞まであります。

熱意とは行動のためのエネルギーですから、

何も行動しない0(ゼロ)はあってもマイナスはありません。

余談ですが、人のやる気に水をさす「吸熱反応」の様な人がいますが、

これは考え方がマイナスと言えます。

この熱意は人によって差があります。

その差は「熱意」の向ける対象物の違いです。

自分の職責に熱意がある人

自分の会社の未来に熱意がある人

自分の人生に熱意がある人

自分のしたいことに熱意がある人

稼ぐことに熱意がある人

この熱意と考え方そして能力のかけ算によって結果が決まります。

例えば、稼ぐことに熱意があって、道徳観の無い人が能力を発揮すると

「被害者が増えます」。

同じ人が「考え方を人様優先」にすると「助かる人が増えます」。

能力0(ゼロ)の人は植物人間のような状況ですから、職場にはいません。

能力1と2の人は重度の障がい者なので、職場で仕事をすることは希でしょう。

能力をIQで測るのは正しくないかもしれませんが、参考にはなります。

IQが100を標準とするとIQ200のアインシュタインや160前後のノーベル賞を取るような人

で標準の2倍から1.6倍程度です。

身体能力が常人を大きく凌駕するような人も2倍の身体能力を発揮できる人はあまりいないでしょう。

130kmを投げる一般的ピッチャーの1.5倍で200km弱です。こんな人はいません。

100mを14秒程度が一般とすると2倍の7秒で走る人もいません。

能力は知能と身体能力だけではありませんが、超人と言われる人で1.5倍~2倍程度です。

無限の能力を発揮するのは極めて頭が良い人、

身体能力の高い人のような印象はありますが、そうでは無いということです。

重要なのは、能力が多少劣っていても考え方と熱意で補完できることです。

能力15×熱意7×考え方7=735

能力7×熱意10×考え方10=700

能力は半分以下ですが、熱意と考え方を140%アップすることで追いついています。

能力の140%アップは上に書いた様に極めて難しいですが、熱意と考え方は可能です。

更に重要な事は、仕事も人生も一人ではないと言うことです。

仲間や家族、友人とのシナジーによって、結果が変わります。

特に考え方や熱意は周囲の影響を受けやすいものです。

自分がマイナスに振れている時や熱意を失っている時に

プラスに引っ張ってくれる隣人は大切です。

能力についても同様でしょう。

何が足らないかを正しく指摘してくれる人がいれば、能力は高まります。

丸投げ、無関心上司では能力は上がりません。

それどころかそのような上司に接していると熱意は下がり、考え方も悪くなります。

このように考えると私たちはアインシュタインやノーベル学者、

トップアスリートの能力は持たなくても

「良き隣人」というチームメンバーが自分の考え方、熱意、能力を補完してくれます。

障がい者の就労を考えてみましょう。

重度の障がい者の方は別ですが、中度や軽度の方は

周囲のサポートがあれば、能力を発揮できます。

ですが、まずは本人の考え方や熱意を高めないと周囲の人も能力を引き出せません。

それをサポートする就労支援事業所や障がい者の雇用に熱心な企業の職場があるからこそ

彼らは能力を発揮できます。

「良き隣人」

仕事や人生の良い成果を出すのに重要です。

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