【第1,000号】不器用の一心に勝る名人なし~努力と真摯な姿勢の重要性~
いつの間に1,000号になりました。
2019年9月2日スタートですから、4年掛かっています。
2,000号は2027年、3,000号は2031年頃でしょう。
2031年はかなり世の中変わっているでしょうね。
楽しみです。
私は人様より「なんでも器用にできるね~」と言われることがありますが、
私自身は不器用と思っています。
子どもの頃から友人に比べて、かなり劣っていました。
しかしながら、持って生まれた探究心が強いこともあり、
得意なこと、好きなことにはとことんはまっていき、
その結果、その分野ではそこそこ器用になれたように思います。
会社や社会には不器用な人、器用な人が混在しています。
不器用故に自己肯定感が低い人がいらっしゃいます。
勿体ないです。
本日はそんな方にお届けします。
致知出版の「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」
1月30日 鵤工舎棟梁 小川三夫氏のお言葉を要約して転載いたします。
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不器用の一心に勝る名人なし 鵤工舎棟梁 小川三夫
器用な子は早く上達する。
でもすぐ慢心して落っこちたり、また上がったりで波を打ってばかりです。
不器用な子は、初めはなかなか芽が出なくても、
何かを機にコツを掴んだ時は、そこからクッククックと伸びるね。
だから「不器用の一心」というのがいいですね。
西岡常一棟梁も「不器用の一心に勝る名人なし」と言っていました。
器用な子はその器用さに溺れる。何でもすぐ分かった気になるから、考えが浅い。
普通であればそれでいいんですよ。
しかし我々のように、途轍もなく大きなものをつくるとか、
そういう重い仕事を背負わされた時に潰れちゃうんです。
器用、不器用といっても、10年ぐらいの修業をやるのであれば、
そんなに大差はありません。
でも器用な子はそこまでいられない。
大体においてそういうことがありますね。
うちにも5年ほど前までは、弟子入りを志願してくる子が300人ほどいましてね。
その中で採るのは2人ぐらいなんですが、母親が
「うちの子は手先が器用だから、向いていると思います」
と言ってくるケースがあります。
でも、何の訓練もしていないのに器用な子と言われるのは、
単に頭のつくりが器用なんですよ。
それはそんなに褒められたことじゃないですね。
そうやって考えると、能力のある子はダメです。
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如何でしたか?
努力を重ねれば、器用になれる
そうやって身につけた器用は本物
この教えを大切にしたいですね。
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