【第1,010号】 天分を発揮するには~森信三~
良いところを持っているのにその才を発揮していない人が多いです。
自己肯定感が低くて、自分は駄目人間と思っていてあきらめている人。
自己肯定感は高いけれど、周囲がそれを評価してくれないと投げやりになっている人。
IQが120を超えている人は特別かも知れませんが、
120未満の人は能力にさほど違いはないと思います。
しかしながら、何故、才を発揮する人と発揮しない人がいるのか?
その答えを森信三先生に教えていただきました。
致知出版の「運命をひらく365の金言」にあるお言葉です。
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天分を発揮するには
われわれは、一体何のために学問修養をすることが必要かというに、
これを一口で言えば、結局は「人となる道」、
すなわち人間になる道を明らかにするためであり、
さらに具体的に言えば、
「日本国民としての道」を明らかに把握するためだとも言えましょう。
またこれを自分という側から申せば、自分が天からうけた本性を、
十分に実現する途を見出すためだとも言えましょう。
井戸水も、これを釣瓶で汲み出さなければ、
地上にもたらして、その用に充てることはできず、
また鉱物や鉱石もそのまま地中に埋もれていたんでは、物の用に立たないように、
今諸君らにしても、たとえその素質や才能は豊かだとしても、
諸君たちが真に学問修養によって自己を錬磨しようとしない限り、
その才能も朽ち果てる外ないでしょう。
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要は
「勉強したかどうか?」
「自己研鑽したかどうか?」
「学びを役立てたかどうか?」
ということです。
従業員の人間力を高めるためにかなりの時間を使われている企業があります。
従業員はみんな同じことを学んでいますが、能力の伸びが違います。
伸びている人は人間力が高まっています。
研修のレポート、日報の内容にそれはあらわれますが、
それ以上に研修後の思考と行動にあらわれます。
すなわち学びを糧として、行動をアウトプットしているのです。
伸びない人は人間力が微増程度です。
研修のレポートや日報も自分のためではなく、
提出する先の人の評価を考えて書かれています。
故に、研修のbefore&afterに差がありません。
才を発揮しているか? 否か?
これは学びを行動で活かすかどうかで決まってきます。
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