【第1,035号】 しつけの三原則~森信三~
弊社の顧問先に障がい者の就労支援や児童発達支援のための放課後等デイサービス、
更に高齢者向けのデイサービスを運営されているグッドフェローズ株式会社という
会社様があります。
この会社では、笑顔と挨拶、返事を非常に大切にされ、私が事務局をしている
一般社団法人 人が輝く経営実践会(https://apra.jp/)の勉強会やベンチマーキングの際に
グッドフェローズ株式会社様の社員さんの元気な挨拶や躾にみなさんが感心されます。
何故、感心されるのでしょうか?
それは自社でできていないからです。
何故、自社ではできないのでしょうか?
また新卒やキャリアの面接時にも多くの方が、トリリオンゲームの高橋凜々のような
元気いっぱいの挨拶や返事ができていないです。
自社ができていない会社は応募者ができていないことに気づいていないでしょうね。
何故、できないのでしょうか?
森信三先生が「しつけの三原則」で以下の様に言われています。
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しつけの三原則
一、朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
二、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。
三、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。
このしつけのコツはというと、まず、母親自身が、ご主人に対して
朝の挨拶をハッキリするようにし、
また、ご主人から呼ばれたら、必ず「ハイ」と
はっきりした返事をするように努力することです。
この「ハイ」という一語によって、その人は「我」を捨てるわけです。
つまりそれまでの意地や張りの一切を投げ捨てるわけです。
同時に、それによって当の本人はもとより、一家の人びとの雰囲気までが変わりだす。
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※森信三先生の時代ですから、母親が・・・となっていますが、
今の時代はお互いが・・・ですね。
※「ハイ」という一語によって「我」を捨てる、
そんな意味があったことを知りませんでした。
躾は本来なら家庭で行うべきですし、家庭でできないことを学校で補填すべきです。
ところが、多くの人が上記の一~三ができないまま、社会に出てきており、
社会でもそこが躾けられていない人が多いから、
グッドフェローズ株式会社様の社員さんの姿を見て、みなさんビックリされるのです。
戦前の日本映画を見ると子どもだけでなく、大人もできていたことが、
今はできないことが当たり前になっていませんか?
グッドフェローズ株式会社様では、面接時にも上記の躾の大切さを伝えられます。
それが理由で辞退が出ます。
なんかおかしくないか!
と思います。
youtubeやテレビで日本に来た観光客が日本人の躾けの素晴らしさを口にされます。
それにより「日本の民度は高い」と私たちが安心してはなりません。
森信三先生が言われる三項目を家庭でできるようになりましょう。
それを子ども達が引き継いでほしいと思います。
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