【第1,052号】 好きなことを仕事にしても克服しなければならないことがある
【第1,051号 仕事が好きですか? 好きなるための努力をしていますか?】
https://km.kando-m.jp/news/mm1051/
の続編となります。
好きなことを仕事とすることができた喜びは大きいものです。
また仕事だからと始めたことが好きになったときも同様でしょう。
しかしながら、好きだけれどもそれが仕事として向いているか?
ということは別物だと思います。
私は「物」が好きでしたので、ホームセンターに就職し、
商品部(仕入係)を第一希望としましたが、
新卒がいきなりそこに配属されるはずもなく、
配達係を経て、売場配属となりました。
車の運転や地図を見るのは好きでしたので、
配達係は全く苦にはなりませんでした。
しかしながら、人と話すことが苦手だったので、
売場で接客することは苦痛でした。
もともと人付き合いが苦手だったので、
小売業を選択したことが間違っていたのかも知れませんね。
そんな私でしたから、お客様から声を掛けられたときには話はしますが、
こちらからは話しかけれない、という状態が続き、
それは表情や態度にも出ていたのでしょう。
お客様の声に名指しで「無愛想」や「暗い」と書かれていました。
努力はするのですが、なかなか難しく悩んだ時期が長かったです。
広告業のときは、物や販促が好きでしたし、
絵を描く、写真を撮ることも好きだったので、
天職と思い、徹夜も苦になりませんでした。
しかしながら、支店長となると「部下管理」や「顧客管理」が必要となります。
部下管理の評価、面談は苦手でしたし
(当時は美点を見れずに悪いところばかり気になっていたのでマイナス評価ばかり)、
顧客管理の年末年始の挨拶や債権回収などは本当に苦手でした。
これらのように、好きなことを仕事としていながら、
仕事として向いていないことに苦しみました。
休み明けに会社に行くのが嫌だった、というのが正直な気持ちです。
避けてもしょうがないのに、避けている格好悪い自分がいました。
ではどうやって克服できたのでしょう?
一つには慣れだと思います。
嫌な事も経験を重ねれば、いずれ慣れます。
慣れると少なくとも苦痛は感じません。
もう一つは嫌なこと、苦手なことを先に片付けるようにしたことです。
そのときに大切にしたのは座右の銘でもある「常に人様優先」です。
自分ごとにするから、嫌だ、苦手だという気持ちが湧きますが、
人のためと思うとそんなことは頭に浮かびません。
この「常に人様優先=人が望むことをする=人の役に立つ」が
随分と背中を押してくれました。
「今の自分ではまだまだ人の役に立てるレベルではない」という思いや
「もっともっと役に立ちたい」という思いが自己啓発につながり、
その中で人との距離感も自然と埋めることができるようになったと思います。、
余談ですが、今では、仕事に「嫌だ」「苦手」は皆無ですが、
「面倒臭~」はときどき思います(笑)。
私はこのようにして、自分の好きなことを仕事して向いていることに
することができました。
せっかく好きなことを仕事にしているのでしたら、
誰からも「向いてるね~」と認められたいですし、
自分も「天職だ」と思いたいですよね。
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