【第1,077号】 渡り鳥から学ぶ
琵琶湖で釣りをしていると昼夜にかかわらず、渡り鳥の編隊をみることがあります。
(1)彼らは何故、迷わずに目的地に向かえるのだろうか?
(2)彼らは何故、一糸乱れずに飛べるのだろうか?
(3)先頭を飛ぶリーダーはどうやって選ばれるのだろうか?
このような疑問を持ちながら見ていました。気になったので調べました。
まず(1)について。
時期は体内時計と自分の体重の増加で決まるそうです。
方向については、昼に飛ぶ鳥は太陽の位置、
夜飛ぶ鳥は星座の位置で、向かう方向と現在位置を知るそうです。
更に地磁気も参照し、風向きも考慮するそうです。
もちろん地形情報も参照しながら飛んでいます。
まるでGPS内蔵のナビを持っているようなものですね。
「いつ、どこに向かう」
これをある渡り鳥グループ全体がDNAレベルで共有していることになります。
皆さんの会社で経営計画発表会等の重要行事に際して、
渡り鳥のような準備と当日の行動が取れていますか?
次に(2)について。
これもDNAに刻まれた「隣を飛んでいる鳥と均等間隔を保って飛ぶ」という
「本能」に寄ります。
つまりすべての鳥が同じDNAを備えているからこそ、
群れが20羽であろうと200羽であろうと整然と編隊を組んで飛ぶことができます。
また、V字になることで空気抵抗の減少と上昇気流を生み出すことができるので、
長距離をノンストップで飛ぶことができます。
オオソリハシシギという渡り鳥は、アラスカからニュージーランドまで、
1万2000km以上を11日間かけてノンストップで飛行します。
ギネスもNASAも驚きの航空力学を身につけていることになります。
皆さんの会社では11日間ノンストップで一糸乱れぬチームワークを発揮できますか?
また、数名から数百名になった企業でも
数名のときと変わらぬDNA(コアバリュー)を全員が持っていますか?
最後は(3)について。
実はリーダー不在なのです。
先頭を飛ぶ鳥は疲れるので、定期的に交代します。
交代しても目的地を見失うことはありません。
ハクチョウの様に昼間渡る鳥は夕方になると先頭の判断で飛ぶのを辞めます。
誰もがリーダーをつとめることができるのが渡り鳥です。
何故なら、皆が同じDNAを持ち、同じ所に向かっていくことが決まっているからです。
皆さんの会社ではだれがリーダーでも一糸乱れぬ姿で仕事ができるでしょうか?
渡り鳥のDNAレベルでの「共有」って凄いですね~
経営理念をDNAレベルにまで落とし込むことができたら、
凄い会社になるのは間違い無いです。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。