【第1,123号】 生と死~松下幸之助~
本日は、PHPから出ている松下幸之助翁の「道をひらく」にある
「生と死」をご紹介します。
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生と死
人生とは、一日一日が、いわば死への旅路であると言えよう。
生あるものがいつかは死に至るというのが自然の理法であるかぎり、
ものみなすべて、この旅路に変更はない。
ただ人間だけは、これが自然の理法であることを知って、
この旅路に対処することができる。
いつ死に至るかわからないにしても、生命のある間に、
これだけのことをやっておきたいなどと、いろいろに思いをめぐらすのである。
これは別に老人だけにかぎらない。
青春に胸ふくらます若人が、来るべき人生に備えていろいろと計画するのも、
これもまた死への準備にほかならないと言える。
生と死とは表裏一体。
だから、生の準備はすなわち死の準備である。
死を恐れるのは人間の本能である。
だが、死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。
人はいつも死に直面している。
それだけに生は尊い。
そしてそれだけに、与えられている生命を最大に生かさなければならないのである。
それを考えるのがすなわち死の準備である。
そしてそれが生の準備となるのである。
おたがいに、生あるものに与えられたこのきびしい宿命を直視し、
これに対処する道を厳粛に、しかも楽しみつつ考えたいものである。
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人は自分の意思に関係なく生まれてきます。
そして自殺でもしない限り、自分の意思に関係なく死んでいきます。
こう考えると「自分の意思に関係なく生かされている」と言えませんか?
すなわち、
「自分の命は人の命の役に立つために使いなさい」
と生かされていると思うのです。
幸之助翁の言われる「死の準備」は自分の「生の準備」であると同時に
「他人の人生のための準備」とも私は考えてます。
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