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【第1,133号】 「痴」の字に隠された人生の真理 Part2

【第1,133号】 「痴」の字に隠された人生の真理 Part2

 

【第1,132号 「痴」の字に隠された人生の真理】

https://km.kando-m.jp/news/mm1132/

こちらの続編です。

痴は仏教用語では「癡」と書き、病ダレに疑うと書きます。

1,132号では「疑う気持ち」が人生の苦しみに繋がることを知り、

自分を律することができれば、苦しみが転じて福となるはずです、

と最後に纏めました。

この「疑う気持ち」は他人も苦しめます。

例えば人生のパートナーの不義を疑う、

経営のパートナーの不正を疑う、

これらには疑いに繋がる何らかの「言動」があってのことでしょうが、

そもそも信じる気持ちに魔が差すことによって、

そこに疑いが入り込んだと思います。

ところで、皆さんは部下へ疑いの気持ちを持っていませんか?

不義や不正はなくても

「電話や訪問営業を目標通りこなしたのか?」

「目標未達は本気度が足らなかったからだ」

「最近、気が入っていないのは転職するつもりじゃないのか?」

このようなことです。

この話を進める前に少し違う話をします。

子供の成績が大きく落ちる、そして不良となる背景には

親も含めて子供の周囲に子供を信じない、

そして愛情が不足している大人がいることが要因である、

という統計データがあるそうです。

※下記も参考になるでしょう。

https://www.nhk.or.jp/minplus/0028/topic045.html

周囲を信じられないために、生きることが苦しく、

喫煙、アルコール、暴走、暴力、違法薬物などに走ります。

親や周囲の大人が子供に持つ「疑う気持ち」が、

子供にしてみれば「信じることができない」という人生の苦しみに繋がります。

会社でも同様です。

上司が「疑う気持ち」を持つから、

部下は上司や会社を「信じることができない」、

それが会社に行くことが辛い、やる気がなくなる、転職を考える、

という苦しみをもたらせます。

「癡(ち)によりて愛あれば、すなわち我が病生ず。」

これは聖徳太子によって日本で初めて解説された仏典の一つである

「維摩経(ゆいまきょう)」で述べられた言葉です。

愛情不足から来る「渇愛」から病気になるということです。

部下を愛さないと部下は「渇愛」から病気になります。

それから逃れるためにやる気を失ったり、転職へと繋がるのです。

 

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