【第1,164号】 十分幸福なのに何が不満なのか？
「世界幸福度報告書 2024年版」が国連より発行されました。
世界幸福度ランキングの1位は7年連続！でフィンランドです。
以下は次の通りです。
2位デンマーク、3位アイスランド、4位スウェーデン、5位イスラエル、
6位オランダ、7位ノルウェー、8位ルクセンブルク、9位スイス、10位オーストラリア、
日本は4つランクを落とし、なんと51位という結果でした。
G7諸国では、カナダ15位、英国20位、米国23位、ドイツ24位、フランス27位、
イタリア41位。日本は最下位です。
日本はアジア諸国にとって目指すべき兄貴分のような国のようですが、
シンガポール30位、台湾31位、韓国52位、フィリピン53位、ベトナム54位、
タイ58位、マレーシア59位で、韓国より1つ上、
ベトナム戦争の影響が今も残るベトナムより少し上程度です。
このランキングは各国（143の国と地域）の約1000人に
「最近の自分の生活にどれくらい満足しているか」を
0から10の10段階で自己評価した平均回答を幸福度として算出します。
さらに、結果には
「一人当たりGDP」
「健康的な平均寿命」
「困ったときに助けてくれる友達・親族はいるか」
「人生で何をするか選択の自由があるか」
「GDPにおける寄付実施者の度合い」
「政府機関に腐敗は蔓延しているか」
「昨日楽しかったかどうかの自己認知の度合い」
といった6つの項目も反映されているとのことです。
何故、日本は世界中から、きれいでマナーが良く、豊かな国として
尊敬されているのにそこに住む国民の幸福度は低いのでしょうか？
日本は、明日の生命や財産の危険もなく、水道を捻ればきれいな水が出ますし、
停電の心配もなく、公共交通機関はサービスも安全性も世界最高レベルです。
政治への不信はあっても国民は守られています。
失業率も高くありません。
なのに幸福度が低いのは何故でしょう？
私は幸福や満足の捉え方が間違っていると思います。
当たり前過ぎることに慣れてしまい、感謝を忘れています。
そのため不満を我慢とせず、不幸と捉え、自分を苦しめています。
自殺率が高いこともその証明と思います。
不幸は人間を苦しめると言いますが、人間を苦しめるのは不幸そのものではなく、
不幸だと思っているその考え方でしょう。
満足は追い求めても追い求めても不足を感じます。
幸福は気づけばその時点で幸福となります。
日本人は「ありがとう」という素晴らしい言葉を持っているのに
実際は感謝が足らないのだと思います。
それが不満となり不幸に繋がるのでしょう。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。
https://km.kando-m.jp/consulting_price/
