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【第1,174号】 数字を身近にする秘訣!~「@変換」で苦手意識を克服~

【第1,174号】 数字を身近にする秘訣!~「@変換」で苦手意識を克服~

 

本メルマガでは何ども「数字は便利な道具」であることを伝えています。

しかしながら、実際には「やっぱり苦手」という人も多いようです。

苦手な人は数字を使うことへの「不慣れ」が一つの要因と思いますので、

もっと慣れ親しんでは如何でしょうか?

慣れ親しむためには、数字を自分が理解できる小さな単位にすることです。

例えば、5人の営業がいる営業部の営業会議が20日に開催され、

今月の売上目標に対して、300万円不足していることが解りました。

この不足の300万円を残り10日(実質営業日は8日とします)で何とかしないとなりません。

これを「300万円かぁ」や「残り8日かぁ」と考える人は数字に不慣れな人です。

私は

・1人あたり:300万円 ÷ 5人 = 60万円

・1人1日あたり:60万円 ÷ 8日 = 7.5万円

と一人あたり、一日あたりに置き換え、自分が向き合える小さな単位にします。

次に私が一日あたり7.5万円を余分に売るにはどういう方法があるか?を考えます。

自分が担当する顧客の中から、

1.取引高が大きく購買力がある顧客はどこか?

2.今月の売上が月平均より少ない顧客はどこか?

3.今月まだ未発注の顧客はどこか?

4.来月購入してくれる先で今月購入をお願いできる顧客はないか?

5.新規訪問して即決してくれるターゲットはないか?

と、このようなことが具体的な行動として出てきます。

「300万円かぁ」や「残り8日かぁ」と考えるとなかなか出てきません。

このように、私は「@変換(=あっと変換)」をよく使います。

「1人あたり」「1個あたり」「1日あたり」に換算することで、

大きな数字を身近に感じることができます。

ホームセンター時代にPOSデータを解析するときにとても役に立ちました。

皆さんも、マガジンハウスから出ていた「世界がもし100人の村だったら」という

ベストセラーの記憶がある方もいらっしゃるでしょう。

一例を紹介します。

世界には63億人の人がいますが、

もしもそれを100人の村に縮めるとどうなるのでしょう。

・100人のうち、52人が女性です。48人が男性です。

・30人が子どもで、70人が大人です。そのうち7人がお年寄りです。

63億人では漠然としますが、このように「@変換する」と身近になります。

数字が苦手という意識を取り払うには、

上記の様な「@変換」を直感的に行って、小さな単位にすることです。

いきなり直感レベルは難しいでしょうから、

小さな単位にすることを意識的に行い、習慣化することですね。

 

 

 

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