【第1,199号】 許しと非難の心理学~マザー・テレサの言葉からの学び~
怒っている人を見るとマザー・テレサの言葉を思い出します。
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人は、他人を「許す」ことが苦手ですが、
他人を「非難する」のは得意であり、好きです。
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私もよく怒っていた頃は、他人を許せなかったと思います。
それなのに、
「自分がうまくできないことは忘れて、
他人がうまくできないことを努力不足や怠慢」
と決めつけていました。
なんとも情けない姿です。
それだけでなく、
他人を非難することが好きだった自分は、自分と同じように非難が好きな人間を集めて、
一緒に非難していました。
上司や取引先の悪口を言うために飲みに行ってました。
お金と時間を本当に無駄に使っていたと思います。
逆に、他人を許すために、仲間と一緒に集まったことはありません。
他人を攻撃(=非難)するときは仲間と団結し、
許す(=受け入れる)ときには団結しない。
身勝手極まりないのに、許すことが苦手なのは私だけではないと思います。
何故、人は許すことが苦手なのでしょう?
他人を攻撃(=非難)することで、
その人よりも優位に立つというかマウントを取ることができるからだと思います。
逆に、許す(=受け入れる)ことは、その人を認めることですから、
対等になる、ときには軍門に降る(=負ける)気分になるのかも知れません。
第三者から見て、かっこ良いのは「許せる人」だと思います。
私はこれに気づいて以来、「怒る=格好悪い」の図式が頭にすぐに浮かぶので、
怒らなくなりました。
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