【第1,220号】 情熱と独創と実行がなければ仕事をしているとは言えない~平澤興~
最近、顧問先やベンチマーキングで会社を訪問した際に、
若手社員さんからあまり「熱量」というか「激しさ」を感じないような気がしていました。
居酒屋や部活などからは、「満面の笑み」や「大きな笑い声」を聞くので、
「はじけることがなくなった」「Z世代だから」
と簡単に決めつけられないと思います。
ひょっとするとワークライフバランスという考え方で「公私の区別」が明確になり、
公のときには「静」、私のときには「動」という切り分けがされているのかな?
と感じます。
それってちょっと勿体ないと思うので、うまく説明できないかな?
とずっと考えていたら、平澤興先生の「生きよう今日も喜んで」の中に
「これだな!」と思う一文がありましたので、紹介します。
平澤先生は、医学者で専門は脳神経解剖学。
京都大学教授、京都大学第16代総長などを務められました。
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情熱と独創と実行がなければ仕事をしているとは言えない。
情熱とは、仕事に対する興味と、希望と、喜びをもって、全力的にぶつかることである。
独創とは、いいつけられたことをやるだけではない。
それはたんなる経験では駄目で、ねてもさめても考え、
ひたすらに仕事に対して一層よりよきことを考え出すことである。
ただ一生懸命に真面目にやるとか、熱心に仕事をするだけでは駄目で、
独創とは与えられた仕事に生命をかけてよりよき道を見つけることである。
絶えず新しい事を考えて創造せよ。
実行とは、覚悟をきめ、肚を据えて、目標に向かって進むことである。
かしこいことを言うだけではだめである。
実行が出来なければなにもならぬ。
結局実行により成就する。
情熱と独創と実行により人間は成長する。
人生に無駄はないのである。
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自分の仕事に情熱を持って全力でぶつかっているか?
寝ても覚めても自分の仕事のことを考えているか?
そしてより良い方法は無いかを命懸けで考えているか?
その上で、覚悟を決めて成就に向けて実行しているか?
冒頭で若い人の仕事への熱量不足を嘆きましたが、
自分自身に問いかけると「申し訳ありません、できていません」となりますm(_ _)m。
先生のお言葉の最終行に
「人生に無駄はない」
とあります。
自分の経験に一つの無駄もありませんが、
全ての経験を有効活用したか?と問うと
無駄だらけです。
今一度、先生のお言葉を噛みしめて、無駄のない毎日を過ごしたいと思います。
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