【第1,239号】 子育てと新人指導の共通点~できなくて当たり前~
生まれたての赤ん坊は手間が掛かります。
しかしながら、手間が掛かることを嫌だと思う両親はいないと思います。
手間が掛かること自体が、自分の大切な子供である証と思って、子育てをすると思います。
ところが、新入社員が配属されるとその指導を手間が掛かって面倒臭い、と
平気で口にする先輩がいます。
これってどうなのでしょうね?
例えば、電車で泣き叫ぶ乳児の声を多くの大人は心地良いとは思いません。
しかしながら、「黙らせろ」や「さっさと降りろ」とそれを口にする人は極めて少ないです。
一度、それを口にした若者を年配の女性が
「きっとあなたも小さい頃は同じことをした筈。
そのときにお母さんは大変肩身の狭い思いをしたと思いますよ。
そんなお母さんに黙らせろと怒る大人がいたら、
お母さんもあなたもとても辛かったでしょうね」
とこのようなニュアンスで優しく言われるのを聞いたことがあります。
居合わせた乗客の多くが、小さく拍手をしたことも強く記憶に残っています。
新入社員に対して、「モタモタするな」や「頭悪いんじゃない?」と
口にする人は、電車で文句を言った若者と五十歩百歩と思います。
新入社員は、入社試験を合格したとは言え、
会社のルールや業務手順を知った上で入社してくる訳ではありません。
入社前研修で、いろいろと教わってもそれを実際にやっていません。
車の運転を座学やシュミレーターで経験したと同じことです。
社会や会社のルール、そして仕事のやり方やビジネスにおける人付き合いなど、
それら一つひとつを教えていくのが上司であり、先輩の役目です。
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