【第1,246号】 「褒める」と「煽てる」の違い~成長を促す言葉の力~
褒めるのはとても難しいと思っています。
誰でも叱られるよりも褒められる方が嬉しいと思いますが、
私は「誰が褒めるか」「誰が叱るか」が起こった事実よりも重要と思います。
大谷選手のホームランを彼が尊敬する監督や選手に褒められると心底嬉しいと思います。
でも一ファンの声援はありがたいと思っても、心底嬉しいとはならないでしょう。
逆にお叱りも同様です。永らく快音が聞けない状態で、
ファンやメディアが騒いでも本人は十分に解っていることなので、煩わしいだけでしょう。
ところが、助言を聞きたくなるような人の言葉は素直に聞けるはずです。
これが「褒める」「叱る」は誰がそれをするかがもっとも大事と思う理由です。
人を「褒める」ことは「おだて」とは違います。
おだては「煽」と書きます。
火に扇ですから「煽ぐ(あおぐ)」です。
子供にその気にさせるためによく煽てることがありますが、
褒めると煽てるは大きな違いがあります。
褒めるは「優れていることをよく言う」ことですから、
背景に優れていることがあります。
何が優れているかというと結果だけでなく、そのプロセスも含めてのことになります。
故に結果は悪くてもプロセスが良いときには褒めることがあります。
そのため、正しく褒めると更に向上してくれるきっかけとなることがありますが、
「煽て」になると、自分を正しく評価してくれていないのに評価されたと勘違いをして、
自分自身が見えなくなることがあります。
ホストクラブで借金まみれになるのは、「煽て」が原因です。
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