【第1,248号】 心のゾウを動かす方法~竹林正樹~
【第1,244号 採用や部下評価で正しく人を見ていますか?】
https://km.kando-m.jp/news/mm1244/
こちらの続編になります。
「わかっちゃいるけどやめらない」
って誰もが経験あると思います。
「タバコを辞めていたのにまた吸い始めた」
「ダイエット中だから、ケーキを食べてはダメなの解っているけど1個だけ・・・」
「今日は早く起きて、一気に片付けよう、と思っていたのに気分が乗らず先送り・・・」
皆さんの仕事でも同じようなことを経験している筈です。
もちろん皆さんの部下も同じようにしています。
それを見て、皆さんは自分はできていないのに「何やってんだ」と思うことがあります。
何故、人は決めたことを守れないんだろう?
と疑問に思い、探しているとぴったりの本を見つけました。
松下幸之助翁が言われる「人間を知る」ことに非常に参考になります。
扶桑社から出ている竹林正樹さんの「心のゾウを動かす方法」です。
この本には「ゾウ使い」と「ゾウ」が出てきます。
「ゾウ使い」は「こうしたい、あ~したい」で上の事例の前半部分です。
「ゾウ」は「そうはいってもできない」といった後半部分です。
「ゾウ使い」が思ったことを「ゾウ」がちゃんと動けば、
いろんなことを効率良く成果にすることができます。
自分にとっても部下にとっても良いことです。
皆さんも読まれては如何でしょうか?
本日はこの本に紹介されていたゾウの13の習性の内、5つを紹介します。
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1.損失回避バイアス:利得よりも損失を強く感じる習性
2.現状維持バイアス:現状維持を好む習性
3.投影バイアス:現状の状況を将来に過度に投影し、未来を正しく予測できない習性
4.自信過剰バイアス:自分に関することを高く評価する習性
5.楽観性バイアス:「自分は大丈夫」と根拠なく楽観視する習性
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ゾウ(=皆さんご自身と皆さんの部下)はこのような習性を持っています。
これらの習性を持っていることを知っていると、指示命令するとき、
コミュニケーションをとるきに「解ってくれてるやん」となると思います。
次回は残り8つの習性をお伝えします。
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