【第1,283号】PDCAのサイクルで重視すべきプロセス~計画・実行(PD) vs 評価・改善(CA)~
マネジメント職の皆様はPDCAのどのプロセスを重視されますか?
私はコンサルタントという仕事の中で
会議に関するご支援は重要な位置にあります。
そのため、様々な企業の会議に出席してきました。
そもそも会議は、ある課題(=KGIやKPIといった目標も含む)に対して
「PDCA」を検討(=報告や助言、たまに叱責や激励もあります)する場です。
※KGI,KPIについては本メルマガでは何度も出てきていますので、下記をご参照下さい。
その会議に「社風が現れる」のです。
「PD」を重視する企業もあれば、「CA」を重視する企業もあります。
私は、イマイチなPに対して、120%のDを実行しても
イマイチな結果にしかならないという持論があり、Pを重視します。
しかし、いくら緻密なPを立てても、Pに時間を掛けすぎて時期を逸したり、
Dがイマイチであったりすると、イマイチな結果にしかなりません。
であれば、どうすれば良いのか?
とりあえずのPでも、それをDして、その結果に対して
丁寧な「C]を行い、それで修正した「A」を100%行えば良いと思っています。
すなわち、PD<CA ですね。
経済も企業もそして企業の現場も生き物です。
絶えず変化流動する事象に対応するには「C」に含まれる判断力と
それに続く「A」をチーム全体で一体となってやり上げる実行力が重要です。
アマゾンをはじめ、アメリカの企業は「CA」を大切にしていると思います。
特に現場の「CA」を大切にしています。
例えば、リッツ・カールトンホテルの
「現場スタッフは最大20万円の顧客対応予算を上司の許可無く使える」
というエンパワーメント(=権限委譲)にあらわれています。
また、1281号で紹介したアメリカ海軍特殊部隊のドラマ「シール・チーム」でも
PDよりもCAを大切にしています。
作戦将校の立案したPを現場の兵曹(=リーダー)が
現場判断でCする場面は非常に多いです。
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