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【第1,296号】 理論と実践のギャップ 〜10円が教えてくれたこと〜

【第1,296号】 理論と実践のギャップ 〜10円が教えてくれたこと〜

 

先日、自販機の前で130円の水を買うのに10円不足していました。

お札は万札と五千円札しかないので買えません。

コロナ後遺症で咳が止まらず、水でのどを潤したく、

お釣り返却口に小銭が残っていないか?と探ってみたり、

財布や鞄の中に残っていないかを探ってみたり、

とうとう自販機の下を覗いてみたりしました。

その間、私の側を何人かの方が「どうしたん?」と言う表情をされたり、

無表情で通り過ぎていました。

ところが、余程、困っているのを察したのでしょう、OL風の女性が

「どうされました?」

と聞いて下さったので、

「10円不足していて、1,000円札もなく困っています」

と伝えたところ、

「どうぞ」

と10円を差し出してくださいました。

10円の有り難みを本当に感じた瞬間です。

おかげさまでのどを潤すことができ、咳もなんとか治まり、

同時に、困っている人に声を掛けれる勇気も見倣いたいと思いました。

さて、前置きはここまでにして、この10円で思考実験をしたいと思います。

「咳を止めたくて水を買いたいのですが、10円不足していて、

1,000円札もなく困っています。10円戴けないでしょうか?」

と自販機の前を通る人に声を掛けたら、

多くの人が「どうぞ」と言って「10円」を下さると思います。

10人に声を掛ければ100円です。

100人ならば1,000円、1,000人ならば10,000円、1万人ならば10万円、

10万人ならば100万円・・・1億人ならば10億円です。

理論としては10億円を手にすることができます。

しかし、実際には10人の声掛すらしないと思います。

理論でわかっていることと実際にやることは全然違います。

子どもや後輩指導で注意をした際に

「わかっている」

という返答をされた経験を誰もが持っていると思います。

この「わかっている」は理論として知っているということなのです。

実際に「やっている」とならないと画餅となるのです。

大リーグでは多くの選手が目の前で大谷翔平選手がホームランを打つ姿を見ています。

しかしながら、彼の業績に迫れる実績を出している人はほとんどいません。

「しっている」「わかっている」ことと

「やっている」「できている」の違いを常に意識したいモノです。

また「やっている」ことが素晴らしい人になりたいモノです。

 

 

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