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【第1,297号】 社員から改善提案を引き出す仕組み作り

【第1,297号】 社員から改善提案を引き出す仕組み作り

 

【第1,292号 改善提案が生まれない!その原因と解決策】

https://km.kando-m.jp/news/mm1292/

こちらの続編になります。

この号で、

「社員から改善提案が出てこない」

という嘆きの声を経営者からよく耳にしますが、

その理由は

「改善の必要性を感じていない」

「面倒臭い」

といったことが多いとお伝えしました。

本号ではどうすれば社員から改善提案が出てくるかをお伝えします。

まず「必要性を感じていない」ですが、これは不要と思っているわけではなく、

「鈍感」になっていると思います。

「鈍感=気付きのセンサーが動いていない」

ということです。

では、どうすれば「気付きのセンサーを磨く」ことができるでしょうか?

「改善点を探す」という繰り返しを重ねるしかありません。

例えば、「一人が月に二枚以上の改善提案を提出する」というルールを決め、

それを達成すれば「プラス評価」、未達の場合は「マイナス評価」をします。

月に二枚程度でしたら、自分の職場ですから、ほとんどの人が達成可能です。

三枚、四枚と書く人も出てきます。

そのような人は「最優秀提出賞」という表彰を経営計画発表会で行います。

言わば、改善で一番貢献した人なのです。

更に「改善提案」の中から、改善効果(=改善品質、経費を大きく削減した、

生産性を大幅に向上させた)のもっとも高い物を「最優秀改善賞」として

同様に表彰します。

これはかなりプライドをくすぐります。

このような仕組みを作ってしまうと改善提案が出てこない2番目の理由の

「面倒臭い」も改善されます。

何故なら、誰もが月に2枚の改善提案を提出し、

自分が出した改善のリーダーをつとめないとならないからです。

それでも改善の内容によっては、大がかりなモノとなり、

自分一人では大変なことがあります。

その際は「サポーター」を任命しましょう。

サポーターも任命が多い人は「最優秀サポーター賞」として表彰対象とします。

このように改善も仕組み(=ゲーム化)することで定着させることができます。

それでも「提案書を書くのが面倒臭い」という人がいます。

では、どうすれば良いでしょうか?

実はより楽な方法があります。

それについては、1,302号でお伝えします。

お楽しみに~

 

 

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