【第1,338号】 小事は大事、大事は小事と考えろ~藤堂高虎~
本日は童門 冬二氏の「戦国名将一日一言」から藤堂高虎のお話です。
藤堂高虎はwikipediaによると次のように記されています。
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藤堂 高虎(とうどう たかとら)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。
伊予今治藩主、後に伊勢津藩の初代藩主となる。津藩藤堂家(藤堂家宗家)初代。
藤堂高虎は、黒田孝高、加藤清正と並び、「築城三名人」の一人と称される。
数多くの築城の縄張りを担当し、層塔式天守を考案。高石垣の技術をはじめ、
石垣上には多聞櫓を巡らす築城の巧みさは、その第一人者といっても過言ではない。
また外様大名でありながら徳川家康の側近として幕閣にも匹敵する実力を持つ、異能の武将であったといえる。
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誰もが知っている武将ではありませんが、歴史小説にはよく登場します。
私は秀吉の死後に家康に接近し、
豊臣側の大谷吉継、石田三成と闘った武将ですので、
あまり好きではありません。
「好きではない武将の言葉を紹介するな!」
と叱られそうですが、以下の言葉にはとても共感しますm(_ _)m。
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小事は大事、大事は小事と考えろ
藤堂高虎の言葉だ。高虎が、なぜこういうことを言うかといえば、
「大事の時は、必ず皆がたいへんだ、たいへんだということで、
一門や部下たちが大勢集まって論議する。だから、大事は大事にいたらない。
きちんと解決できる。
ところが小事となると、こんなことは大したことではないと皆が馬鹿にする。
タカを括って、智恵を出しあわない。
そのために小事が思わぬ大事を引き起こすことがある。
油断のなせる業だ。
小事が大事にいたらないためには、小事も大事だと思って、
大事の時と同じような論議と慎重な決断を下すべきだ。
そうすれば、決して後悔することはなかろう」
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私はホームセンター時代も広告業時代も
あまり社長から激怒されることはありませんでした。
叱られることは多々ありましたが・・・。
そんな私ですので、激怒された理由は今でもハッキリと覚えています。
両社長共に同じ理由だったこともその要因でしょう。
お客様からの小さなクレームを隠したことで激怒されました。
大きなミスは当然報告しますが、
店や支店レベルで対応できるミスは一々報告しなくても良いと判断していました。
ところが両件とも社長のよく知っているお客様だったために発覚しました。
そのときに言われたのは、細部は違うはずですが、大体以下のようなことです。
「大きなミスは会社として動くから、決済のために必ず報告をする。
小さなミスはこの程度は報告しなくて良いと個人で判断する。
それはミスを私物化したことになる。
会社で起こることを私物化する人間に人もお金も任せられない」
当時は、
「会社で落ちているゴミも社長のモノ」
と二人の社長共に言われていたので、
「ミスも自分のもんなんか~い!」
と思っていました。
今は、社長の言われたことがとてもよくわかります。
藤堂高虎の言葉はとても大切だと思います。
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