【1499】 隣の芝生は青くない~自分の芝を育てる生き方~
「隣の芝生は青い」という言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
皆さんはこの言葉をどのように感じますか?
過去を振り返ったとき、この言葉に共感した経験が何度かあるのではないでしょうか。
私もそうです。
他人の成功や財産を目にするたび、「なんで自分は…」と卑屈になったり、
羨ましく思ったりすることがよくありました。
ところが、今はこの言葉に頷くことはありません。
なぜなら、この言葉に縛られている限り、
人生の幸福度はいつまで経っても上がらないと思うからです。
隣の芝生ばかり気にしていては、人生は決して楽しくなりません。
この「隣の芝生が青く見える」という心理は、日本だけでなく、世界共通のもののようです。
英語:「The grass is always greener on the other side of the fence.」(柵の向こう側の草は、いつも青く見える)
フランス語:「La pelouse du voisin est toujours plus verte.」(隣人の芝生はいつも緑に見える)
中国語:「这山望着那山高」(この山からあの山を眺めると、あの山の方が高く見える)
韓国語:「남의 떡이 더 커 보인다」(他人の餅がもっと大きく見える)
表現は違っても、どの国の人々も、
自分の現状よりも他人の状況の方が良く見えるという心理を持っているようです。
これは人間が本質的に持っている「比較の癖」なのだと思います。
「あの人は〇〇を持っているのに、自分は持っていない」
「あの人は〇〇ができるのに、自分はできない」
比較すること自体が悪いわけではありません。
しかし、比較によって自分を卑下するようになったり、
他人の不幸を願うような気持ちが芽生えるなら、それは明らかにマイナスです。
この比較の罠から抜け出すには、どうすれば良いのでしょうか?
答えはシンプルです。
自分の芝生を、ひたすら慈しむことです。
私は誰かと比較するのをやめました。
すると、今まで見えなかった自分の芝生の美しさに気づくようになりました。
そして、「どうすれば自分の芝生をもっと青くできるだろう?」と考えるようになりました。
すると、他人の芝生を眺めている時間がなくなり、
自分の人生が前向きなエネルギーで満たされていきました。
皆さんも、隣の芝生を気にするのをやめて、自分の芝生を慈しんでみませんか?
きっと、皆さんの人生が思った以上に青々と輝いていることに気付くでしょう。
■本日の教訓
芝生の色は、手入れ次第で変わる。
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