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【1512】 人間には上中下がある~戦国武将・鍋島直茂の考え方~

【1512】 人間には上中下がある~戦国武将・鍋島直茂の考え方~

 

今回は、私が大好きな作家・故童門冬二氏の「戦国名将一日一言」からのご紹介で、

戦国武将・鍋島直茂の言葉です。

あまり馴染みのない名前かもしれませんが、

「葉隠」の思想で知られ、龍造寺隆信の軍師として活躍し、

その功績を秀吉や家康にも認められた名参謀です。

コンサルタントである私にとって、憧れの存在でもあります。

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人間には、上中下の三種類がある。 鍋島直茂

鍋島直茂は、人間を上中下の三通りに区別した。

「上というのは、他人のいい分別を学んで、自分の分別とすることである」

「中というのは、他人から意見をされて、その意見を自分の判断に変える人間である」

「下というのは、他人から負いこと(※)を言われても、ただ笑って聞き流す人間をいう」

そしてこう整理した。

「上の人間は、他人のいいところを自分の胸から腹に飲み込んでもう一度吐き出す。

中は、他人から学んだことを胸まで飲み込むがそこから下に落とさない。また、二度と出ていくことはない。

下というのは、どんなに良いことを聞いても耳にさえ入らない。こういう違いがある」

※負いこと:負うは「背負う」「傷を負うこと」「借金を負う」といった使い方で馴染みがあります。

負いことは心に後ろめたさや引け目を感じる状態を指すこと、責任を問われるようなこと、咎められるようなことと言えます。

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私自身、指導や指摘を「笑ってごまかす」ような態度は取ってきませんでしたが、

苦言や助言を「なるほど」と素直に受け止める「中」の段階を多く経験しました。

そしてその積み重ねがあったからこそ、今は少しずつ「上」へと近づけているのだと感じています。

■本日の教訓

耳に入れただけで終わらせず、学びを腹に落とすことが大切。

 

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