【1520】 売上低下、目標未達の真の要因~社長や管理職の言葉にある~
アメリカの調査会社ギャラップは、
2009年に「不況期には社員のエンゲージメントが企業の明暗を分ける」と警告しました。
エンゲージメントとは、社員が会社に対して抱く愛着や関わり方のことです。
景気が良いときは、多少エンゲージメントが低くても、企業は「そこそこの成果」を出すことができます。
ところが、不況になると状況は一変します。
給料を上げるどころか、減らさなければならない場面すら出てきます。
つまり「お金」だけで人を繋ぎとめることはできなくなるのです。
そして最新のギャラップ調査(2025年発表)でも、
エンゲージメントが下がると、生産性の低下や離職率の上昇など、
組織にとってマイナスの影響がかなり大きく、
世界経済での見込み損失も試算されていて、約 4,380 億ドル相当の損失が出ているとのことです。
つまり今もなお、『人の心をどう支えるか=エンゲージメント』こそが、企業存続のカギなのです。
では、不況のときに社員の心をどう支えれば良いのでしょうか?
それは、経営者や上司の何気ない言葉です。
「いつもいい仕事をしてくれてありがとう」
「大変な時期だけど、一緒に乗り越えよう」
こうしたシンプルな言葉が、社員の気持ちに大きなプラスの影響を与えるのです。
経営者は責任がある立場ゆえ、資金繰りや売上の数字に頭を悩ませます。
その不安から、つい
「社員が働いていないから売上が下がるんだ」
「目標未達は減給だ!」
と言いたくなる気持ちも理解できます。
しかし、そうした言葉を発すれば発するほど、社員の意欲はしぼみ、売上はさらに下がり、
未達は続く――まさに悪循環に陥ってしまうことを知っておくべきです。
■本日の教訓
不況の時こそ、人を責めるより、人の心を支える言葉をかけよう
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