【1523】 性善で生まれた人が性悪になる理由~孟子の教えからの推測~
致知出版から
吉田松陰が選んだ「孟子」の言葉『孟子一日一言』
という本が出ています。
その9月21日には「良能・良知」という言葉が紹介されていました。
良知・良能とは、人間は生まれながらにして善を知る心・善を行う力を持っているという考え方です。
しかし現実には、悪者やズルい人間が出てきます。
もし性善が本来備わっているのなら、なぜそんなことが起こるのでしょうか?
孟子の説明では、
外部環境や欲望が人間の良知を曇らせるから、
飢えや貧しさで他者を犠牲にしたり、権力や名誉にとらわれて本来の心を失ったりする、
とありますが、同じ悪環境にあっても、必ずしもすべての人が性悪に堕ちるわけではありません。
この違いはどうして起こるのか?
と考えたところ、私は「読書」、とくに良書との出会いの違いでは?と思うのです。
良書に出会わなければ、環境に流され、本来の性善さえも埋もれてしまうかもしれないですが、
良書を読むことで、人は自分に備わる「良能・良知」を呼び覚まし、
悪に流されずに済むのではないでしょうか。
吉田松陰は、孟子から学んだこの思想を教育の根幹に据え、
さらに、弟子たちに「学んだら必ず実行せよ」と説きました。
良書との出会いは、単なる情報収集ではなく、
自らの良知を磨き、善き行動へと導く道標です。
だからこそ、私は「読書こそが人を分ける境目になる」と確信しています。
■本日の教訓
良書を読むかどうかが人を分ける分岐点になる。
孟子一日一言はこちらからお求めできます。
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