【1533】 部下が動かない理由はリーダーのあなたにある~カーネギーの言葉に学ぶ~
部下が思ったように動いてくれない・・・
そう嘆くリーダーは少なくありません。
私も、かつては同じように悩んでいました。
本日は、そんなリーダーにぜひお伝えしたいことがあります。
まず最初に、デール・カーネギー著『超訳 カーネギー 人を動かす』の一文を紹介します。
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褒めて伸ばす
いくら口うるさく言っても相手は言うことを聞かない。
もちろん脅せば動いてくれるかもしれないが、
それは相手にとって不本意だから一時的な効果しかなく、反感を抱くおそれがある。
人を動かす秘訣を教えよう。
相手がうまくできたことを褒めて自尊心を満たしてやるのだ。
そうしないと人は喜んで動いてくれない。
人間とはそういうものである。
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人を動かして様々な成果を出すことは、リーダーの重要な役割です。
私自身、部下だった頃、そしてリーダーとしての経験、
さらにコンサルタントとして多くの企業に関わってきた中で、
はっきりと言えることがあります。
それは――
「人を動かす=人を使う」ではなく、「人を動かす=人が動いてくれる」ことであり、
さらに言えば「人を動かす=人がイキイキとワクワク動いてくれる」ことです。
ところが、日常の業務においてリーダーが実際にやっていることは、
「ダメ出し」「指導」「叱責」といった“教育者としての物言い”が多いように感じます。
「こうすれば良い」という助言が多いという人もいるでしょう。
しかし、それも部下にとってはありがたく感じられないことが多いのです。
なぜなら、その助言の多くは“リーダー自身の成果責任”のために発せられているからです。
もし部下が「あなたと働けて嬉しい」と感じていれば、
「こうすれば良い」という言葉も深く届くでしょう。
けれども、「あなたのために働きたくない」と思っている人には、
どんなに正論を言っても響きません。
逆に、「余計な手間が増えるやんか!」や「もう一回やれと言ってるのか?」と、
反発を感じることもあります(ワタシハソウデシタ)。
なぜ、そんな反応にになるのか?
それはリーダーに“感謝”が欠けているからです。
部下の成長に感謝し、部下の行動に感謝する。
この“感謝”が常に基本にあれば、「まず褒める」「その後に提案する」という順番になるはずです。
人は、褒められるから動くのです。
そして「褒めて使う」のではなく、「褒めてともに進む」ことを忘れないようにしたいものです。
■本日の教訓
人は叱って動くのではなく、褒められて伸びる。
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