【1534】 モチベーションを未達の理由にしては駄目です~あるサラリーマングループの会話より~
先日、サラリーマングループの会話が耳に入りました。
結果を出していない部下が上司にこう言っていたのです。
「モチベーションが上がらないんですよね」
上司は「そんなことを言わずに頑張ってくれ」と返していました。
思わず、私は二人の顔を見て思いました。
「このチームは結果が出ないだろうな・・・」。
まず、「モチベーションが上がらない」を言い訳にすること自体がおかしいです。
そして、その言い訳が出る環境をつくっている上司にも問題があります。
リーダーは、モチベーションを部下の動力にしてはいけません。
また、モチベーションは、人に作ってもらうものではなく、自分で作るものです。
したがって、この部下自身に課題があります。
同時に、リーダーはそのような状態を生まないよう、
部下の内面をマネジメントしなければなりません。
そもそも「モチベーションに関係なく成果が出る仕組み」を作ることこそ、
マネジメントの本質です。
モチベーションは、「あと一歩で目標を達成する」という局面でこそ発揮すべきものです。
また、営業先から再三断られても「もう一度アプローチしよう」と思う、
この粘りを支える心の力こそ、モチベーションです。
リーダーの役割は、部下たちのモチベーションを上げることではなく、成長させることです。
■本日の教訓
モチベーションに頼らない仕組みを作るのが、真のリーダーシップ。
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