【1535】 頑張れと言われて「ハイ」と素直に言えないとき~~あるサラリーマングループの会話より その2~
【1534 モチベーションを未達の理由にしては駄目です~あるサラリーマングループの会話より~】
https://km.kando-m.jp/news/mm1534/
こちらの続きの話です。
1534では、サラリーマングループの会話で、結果を出していない部下が上司に
「モチベーションが上がらないんですよね」
と言い、それに対して上司が「そんなことを言わずに頑張ってくれ」と返したことについて掘り下げました。
前号では、モチベーションについて述べましたが、本号では上司の「頑張ってくれ」について掘り下げます。
上司から「頑張れ」と言われたところで、部下のモチベーションは上がるでしょうか?
否だと思います。
「頑張れ」は応援や期待の言葉ではありますが、
そこに具体的な方向性や戦略は含まれていません。
だから、言われた本人も「はい、頑張ります」と答えるか、「もう疲れました」としか答えようがありません。
この「頑張ります」に深い意味はなく、
実際には“会話を終わらせるための言葉”になっていることが多いでしょう。
まして「もう疲れました」と返ってきたら、どう対応しますか?
「頑張れ」も「頑張ります」も、
その場の空気を埋める“締めの挨拶”のようなものです。
そこに、課題の本質を突き止める力や、成果につながる行動は生まれません。
本当に必要なのは「何を」「どのように」頑張るのか、です。
上司が言うべきは「頑張れ」ではなく、
「週末はゆっくり休んで、月曜日にもう一度プレゼン資料を見直そう」
「お客様のメリットをもう少し掘り下げて、ライバルとの違いを明確にしよう」
といった、頑張れをモチベーションに繋がる“具体的な成果行動”へ導く指示です。
同じ“励まし”でも、
抽象的な言葉ではなく、行動を引き出す具体的な問いかけこそが、
リーダーの言葉としての重みになります。
■本日の教訓
「頑張れ」ではなく、「何をどう頑張るか」を一緒に考えるのがリーダーの仕事。
●────────────────────────────────────────────────●
\ コンサルティングって何してくれるん? そんな方におすすめです /
お試しコンサルティングで御社の課題解決プロセスの入口をお見せします
→ https://km.kando-m.jp/trial/
●────────────────────────────────────────────────●
\ 経営課題をまとめて相談、まとめて解決 /
戦略立案・人財育成・風土作り・営業強化など経営課題を一気通貫でご支援
→ https://km.kando-m.jp/onestop/
●────────────────────────────────────────────────●
\ 人が育ち、成果が積み上がる「IT補助金登録ツール」Team Manager /
ESが向上し、CSが高まれば、業績も向上する・・・それを実現するシステム
→ https://team-mgr.net/
●────────────────────────────────────────────────●
\本ブログはメルマガで配信されます。/
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
→ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
●────────────────────────────────────────────────●



