【1563】 宇宙船に乗らない?～こう聞かれたときの判断で人生が変わる～

宇宙船に乗らないか？と聞かれたら皆さんはなんと答えますか？

「費用は？」「訓練はどこで？どのくらいの期間？」「私で大丈夫ですか？」という質問をしますか？

それとも「いいんですか！乗ります！」と即答しますか？

私は宇宙が大好きなので「乗ります！」と即答します。

そのあとで、上にあげた「費用とか訓練等の心配」をします。

実はこの事例はグーグルの元CEOエリック・シュミットが、

当時、財務省首席補佐官だったシェリル・サンドバーグをグーグルに誘った際、言った言葉なのです。

「宇宙船に乗らないかと誘われたら、どんな席ですか、なんて訊くもんじゃない。飛び乗るんだ」

※引用元　ジル・チャン『静かな人の戦略書：騒がしすぎる世界で内向型が静かな力を発揮する法』

まさに 「即断することの重要性」 を語った言葉です。

「乗る人」と「乗らない人」で運命は分岐します。

世の中には２種類の人がいます。

１．「乗ります！」とまず決めて、あとで方法を考える人

２．「条件を確認してから」「準備が整ったら」と考え続ける人

前者は「不安＜行動」

後者は「不安＞行動」

ここには以下のような決定的な違いが生まれます。

■前者にもたらす今後の運命。

乗ると決めてから、不安を解消することに全力を尽くします。

また、失敗しても軌道修正に必死になります。

この「二度と来ないチャンスを逃さない」という姿勢が、人脈や経験が雪だるま式に増えます。

このような人は「予想外の景色」にたどり着くことが多いでしょう。

■後者にもたらす今後の運命。

「もっと準備してから･･･」といった不足を理由として行動に踏み出せません。

また、他人の判断や成功を見てから、自分の意思を決定します。

ようやく決断したら、宇宙船は飛び立っています。

結果として「機会を失い」「現状の延長線」から抜け出せないでしょう。

即断する人は「後悔しても前に進みます」。

慎重すぎる人は「後悔しても現状にとどまります」。

この差が３年、５年、１０年で 圧倒的な差 になることは間違い無いでしょう。

■本日の教訓

考えてから動くな。動いてから考えろ。

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