【1564】 運命は変えられるもの~運命、天命、立命の相関関係~
「運命」「立命」「天命」
これらの言葉はよく耳にしますが、互いにどのように関係しているのかを改めて考えてみました。
それぞれの意味は理解しているつもりでしたが、正確に整理するためにAIに解説を求めてみたのです。
AIの説明は次の通りでした。
・運命=与えられた条件であり、基本的には変えられないもの。
・立命=その条件の中でどう生きるかを決める姿勢。
・天命=天から与えられた使命。
説明としては理解できますが、私はこの「運命=変わらないもの」という前提に強い引っかかりを覚えました。
封建時代やカースト制の社会ならともかく、
現代の私たちは生まれや環境に縛られず、自らの選択で人生を切り拓くことができます。
運命が変えられないものという解釈には、どうしても違和感が残ります。
では「運命」「立命」「天命」はどのように結びつくのか?
私は次のように考えています。
人は誰もが、世界に一つしかない個性を持って生まれてきます。
70億人の中で同じ個性を持つ人は一人もません。
これは偶然ではなく、
良い世の中にするために一人ひとりに役割を与えるための天の采配のようなものだと思うのです。
この唯一無二の個性こそが「天命」の源になります。
ただし、生まれた時点の個性は、そのままでは使い方が定まっていません。
輝かせることもできれば、封じ込めることもできます。
それを決めるのは天でも環境でもなく、自分自身です。
ここに「立命」があります。
自分の個性に気づき、誰のためにどう役立てるのか。
命の使い方を自分で立てることです。
そして、天命(個性)に気づき、立命(使い方)を定め、
その通りに生きることで、人生の流れ=「運命」が形づくられていきます。
運命は与えられるものではなく、天命と立命の掛け算として後から生まれるものです。
まとめると、
・天命=唯一無二の個性。
・立命=その個性をどう使うかを自分で決めること。
・運命=天命×立命が形づくる人生の軌跡。
人は生まれながらに“素材”を与えられ、その素材をどう活かすかを自分で選び、その選択が運命を創っていく。
私はこの捉え方が最もしっくりきます。
人生の主導権が常に自分の内側にあるからです。
■本日の教訓
天命は個性。立命はその使い方。運命はその結果として自ら創るもの。
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