【1566】 日報は400年変わらない日本の叡智~気付きを組織の力に変える仕組み~
日報を書くという文化には、実は長い歴史があります。
現代のような作業日報の形式になったのは明治から大正にかけてですが、
そのルーツは江戸時代の武家や商家が残していた「日次の業務記録」にさかのぼります。
武家は登城記録を、商家は売上や所感を日々書き残し、寺社では作務日記がつけられていました。
これらの記録には、私たちが今日書いている日報とほとんど同じ要素が登場します。
・今日は何をした?
・どんな成果があった?
・気づいたことや所感は?
・課題は?
・明日はどうする?
これらは江戸時代の商家の勘定日記にも、明治期の工場日誌にも既に登場しており、
100年以上ほぼ変化していません。
つまり、日報という仕組みは早い段階で“完成された型”を持っていたのです。
しかし、時代が変わっても変わらない「型」と同じくらい重要なのが、「気付き」です。
日報は作業の結果を書き残すためのものではなく、
気付きを通じて成長と改善につなげるためのツールとして機能してきました。
ただしここで問題があります。
「どうしていくか」を個人の思考やスキルだけで書くと、
改善の方向が狭まり、組織の課題に届かないことが多いのです。
どうしても視点が自分の経験に限定され、改善が属人的になってしまうからです。
だからこそ重要なのが、日報に対して同僚や上司がコメントをすることです。
コメントが入ることで、
・個人の気付きを組織の気付きに引き上げる
・方向性のズレを早期に修正できる
・改善が個人に閉じず、組織全体の改善に広がる
・成果と課題が共有され、チームの成長速度が加速する
こうして日報は、個人の成長記録ではなく、組織の改善装置として機能します。
そのためにも、Team Manager の日報を活用してほしいと考えています。
日報に気付きを書き、上司や同僚がコメントし、課題を組織全体の改善行動へと結びつける。
江戸時代から続く日報文化に、
テクノロジーによる“新しい意味”を与えることができるのが Team Manager の特徴です。
「日々の気付きが組織を変える」
その仕組みを最もシンプルに実現できるのが、日報という日本の伝統文化です。
そこにTeam Manager を掛け合わせれば、400年続く文化が、組織の未来をつくる強力なツールに進化します。
■本日の教訓
日報は“書くこと”より“気付きを共有すること”で価値が生まれる。
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