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【1605】 100%達成は褒めない~モチベーションとパッションの違い~ その2

【1605】 100%達成は褒めない~モチベーションとパッションの違い~ その2

 

【1604  部下のモチベーションを気遣う必要なし~モチベーションとパッションの違い~】
https://km.kando-m.jp/news/mm1604/

この号の続編となります。

前号では、上司が部下のモチベーションを「上げよう」とすること自体が、

かえってマネジメントを難しくしてしまう、という話をしました。

モチベーションは外から操作できるものではなく、本来は自分の内側から生まれるもの。

そして、長く人を動かし続けるのは、モチベーションではなく「パッション」だからです。

では、その前提に立ったとき、上司は部下とどう向き合えば良いのでしょうか。

では、部下は褒めなくて良いのでしょうか?

そういう話でもありません。

褒めるべき場面は、はっきりしています。

それは、部下が目標を大きく超える成果を出したときです。

例えば、目標対比150%といった結果や

会社に対して大きな価値を生み出してくれたときには、素直にねぎらい、称えるべきです。

ただし、注意すべき点があります。

目標に対して「ちょうど100%達成」は、原則として褒めません。

目標とは、報酬に対して部下に果たしてほしい役割であり、ゴールでもあります。

達成してもらわなければ困る基準が、目標として設定されています。

毎回、達成のたびに褒めてしまうと、部下は、

「目標達成はすごいことなんだ」

と勘違いし、“当たり前”なことが“特別なこと”になってしまいます。

ただし、例外もあります。

業界全体が低迷している、自社の商品力が明らかにライバルに負けている、

このような状態での100%達成は褒めることが極めて重要となります。

そして、それを手本として、後続者を増やしていくことです。

そのマネジメントこそが、上司の「組織のパッションを高める」重要な役割となります。

モチベーションを「上げる」ことに力を使うより、

役割を明確にし、基準を示し、成果に対して正しく評価する。

その積み重ねが結果として、

部下の内側から湧き上がるモチベーションをパッションへと成長させます。

 

■ 本日の教訓

目標達成が“当たり前”なことを“特別なこと”にしているのは上司が褒めるから。

 

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