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【1614】ワークライフバランス~この言葉への違和感~

【1614】ワークライフバランス~この言葉への違和感~

 

ワークライフバランスという言葉を、私たちは当たり前のように使っています。

仕事と生活のどちらかに偏るのではなく、時間やエネルギーを適切に配分し、

無理なく両立させていく考え方です。

過重労働を防ぎ、心身の健康を守るという点において、

私自身も、その思想そのものには賛成です。

しかし、同時に引っかかる点があります。

それは「バランス」という言葉の使い方です。

バランスとは、本来、左右や上下の重さや力を釣り合わせることを意味します。

どちらかが重くなれば、もう一方を軽くして調整する。

ここには、対立する二つの要素が前提として存在しています。

では、生活を過剰に犠牲にしないよう時間の配分を整えれば、

仕事と生活の質は本当に高まるのでしょうか。

仕事以外の時間を振り返ってみると、そこには多くの「糧」があります。

趣味に没頭する時間、友人や先輩との語らい、映画や読書、自己啓発や資格取得。

これらの中には、一見、仕事と無縁に思える時間もありますが、

実際には将来の仕事の生産性や効果性を高めるヒントやスキル、

人脈へとつながっていきます。

そう考えると、仕事と生活は本当に天秤にかける関係なのでしょうか。

削れば削るほど、どちらかが良くなる関係なのでしょうか。

私は、これは「バランス」ではなく「ハーモニー」ではないかと思うのです。

ワークライフバランスは、仕事と生活を対立軸として捉えます。

一方で、ワークライフハーモニーは、人生と仕事を調和させる考え方です。

生活の充実が仕事を育て、仕事の充実が人生を豊かにする。

相互に響き合う関係です。

さて、どちらの考え方が、より人生を豊かにしてくれるでしょうか。

あなた自身の働き方、生き方と照らし合わせて、一度考えてみていただければと思います。

 

■本日の教訓

仕事と生活は釣り合わすものではなく、響き合わせるものである。

 

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