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【1621】日報に書くことがない~そんな会社は潰れるのみ~

【1621】日報に書くことがない~そんな会社は潰れるのみ~

 

ある経営者から、こんな相談を受けました。

「うちの営業に日報を書けと言っても、書くことがないと言うんです。」

私は正直、衝撃を受けました。

営業という仕事は、お客様がお買上くださって初めて成り立つ仕事です。

ということは、

書くことがない=営業をやっていない

ということではないか、と感じたのです。

詳しく聞いてみると、その会社はルートセールス。

数十件の既存顧客を定期訪問し、補充発注が主な仕事。

キャンペーンや新製品紹介は年に数回。

商談内容も、相手が違うだけでほとんど同じ。

新規開拓もない。

決められたルートで、いつもの得意先に御用聞き。

だから「書くことがない」と言うのです。

私は質問しました。

「売上目標はありますか?」

新人は前年比3%アップ。ベテランは8%アップ。

ということは、ルートセールスと定番の補充だけでは達成できません。

・何らかの提案
・ライバル商品をもぎ取る行動
・客単価を上げる工夫
・導入商品の拡大

つまり、「営業」が必要です。

それなのに、「書くことがない」と言わせてしまっている。

もしかすると問題は、営業担当者ではなく、経営者のマネジメントにあるのかもしれません。

さらに聞くと、売上はずっと未達。

ただし、数%は前年比を超えている、とのこと。

それは「成り行き」の結果です。

マネジメントの成果ではありません。

ここで重要なのが、営業を“見える化”する仕組みです。

Team Managerでは、

・案件管理
・商談履歴の蓄積
・予実の先行管理
・日報への上司コメント

を通じて、「書くことがない営業」を「考える営業」に変えていきます。

たとえば案件管理。

補充発注しかないなら、案件はゼロのはずです。

「何も仕掛けていない」ことが誰の目にも明らかになります。

商談履歴を蓄積すれば、「いつも同じ話をしている」ことに自分で気づきます。

予実を先行管理すれば、月末に慌てるのではなく、

月初の時点で「このままでは未達だ」と分かります。

そして最も重要なのが、日報コメント。

上司が「今日は補充だけでしたね」で終わるのか、

「この得意先で単価を上げる余地は?」
「競合の棚はどれくらい?」
「次回は何を提案する?」

と問いを返すのか。

ここで営業の思考は変わります。

日報とは報告書ではありません。

思考のトレーニングツールです。

「書くことがない」のではない。

「考えていない」だけです。

そして、考えさせる仕組みがないだけです。

営業を変えたいなら、まずは日報の質を変えること。

日報の質を変えたいなら、コメントの質を変えること。

その積み重ねが、成り行きの前年比アップではなく、

マネジメントされた成長を生み出します。

御社の営業は、本当に“営業”をしていますか?

■本日の教訓

営業活動の停滞は、現場の問題ではなく、問いを投げないマネジメントの問題。

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