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【第185号のテーマ】 相互サービス
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今回も松下幸之助氏ネタです。
コロナの影響で日常生活において従来の考え方ややり方を
変えざるを得ない中、あるべき姿を見失わないように
ついつい松下幸之助氏の言葉に触れたい自分がいます(^^;
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喜び喜ばれる姿の中に真のサービスがある
商売にはサービスがつきものである。
サービスをともなわぬ商売は、もはや商売ではない。
その意味においては、サービスは商売人にとっての一つの義務とも言える。
しかし、これを単なる義務としてのみ受け取り、
しかたなしにやむをえずやっているとしたら、
これほど疲れることはない。
こちらが疲れるだけでなく、お客にもその“仕方なさ”が自然に通ってしまう。
サービスは相手を喜ばせるものであり、
そしてまたこちらにも喜びが生まれてこなければならないものである。
喜び喜ばれる姿のなかにこそ真のサービスがあると言えよう。
(昭和41年7月1日号 機器ニュースより)
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また、幸之助氏は昭和33年4月4日の松下電器新入社員向けの講話において
次の様に述べられています。
まず相手に多く与え、自分はその余剰を残していくというような
心がまえが大切である。
それなくして、相手から少しでも多く取ってやろうというようなことを
お互いに考えたならば、企業というものは繁栄しない。
184号のメルマガでサービスには
友人に対するサービス
会社に対するサービス
顧客に対するサービス
社会に対するサービス
がある、と書きました。
今回のコロナ災禍において、国民全員が戦っていますが
医療や介護の他、交通、通信、電気、水道といった社会的インフラの維持など
社会に対するサービス
に懸命になっていらっしゃる方から
私たちはたくさんのサービスを受けています。
自分が感染していないのは医療従事者や
私たちが利用する場所を懸命に消毒等されている方がいらっしゃるからです。
また、多少の不便はあっても、停電や断水などの
大きな生活の不便を受けている訳ではありません。
社会に対するサービスがしっかりと行われている、ということになります。
そのサービス提供者さんは、
まだ、利用者である社会からサービスを受け取っていません。
幸之助氏が
相互にサービスをし、自分よりも他者を多めに
と言われています。
コロナ災禍が落ち着いた時にサービスを受けた自分が
それ以上にお返しすることを忘れない様にします。
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