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【第239号のテーマ】 ルールを守る
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1円も1万円も落ちているものをポケットに入れるとそれは窃盗になります。
1円だから良い、1万円はダメという基準はありません。
もし、その場に子どもがいたら、ポケットに入れないけれど
いなかったら、ポケットに入れるもダメです。
40km/h制限の道でも空いていたら、多くの車が50~60km/hで走っています。
もし、一台が速度を守っていたら、どうなるでしょうか?
数珠つなぎになるでしょうし、煽られる可能性もあります。
交通の流れを邪魔したらダメだから、という理由で
本メルマガの読者ももちろん私も全体最適で、流れに乗り
違反承知で50~60km/hで走ります。
赤信号、みんなで渡れば怖くない
と同じで集団心理行動ですね。
その時、同乗の子どもが
パパ、40km制限だよ!
と指摘したら、どう答えますか?
80km/h制限の高速道路を100km/h前後で走ることはよくあります。
ところが、覆面パトが80km/hで流していたら、みんな80km/hで走ります。
数珠つなぎになっても気にしません。
煽る人もいません。
その時、同乗の子どもが
パパ、さっきみたいにもっとスピード出してよ!
と言ったら、どう答えますか?
捕まるから・・・
とは言いにくいですね。
ドイツではアウトバーンを300km/hで走ってきたポルシェやベンツが
一般道路に下りたら、制限速度をキチンと守って走ります。
イタリアやスペインではスクールゾーンでの速度違反は
とんでも無い厳格な処罰が下るそうです。
ルールというのはメリハリだと思います。
場面場面で適当に判断され、解釈が変わっても良いようなルールは
何を基準に守れば良いか、解りません。
ヨーロッパの速度制限のように
リスクへの自己責任とリスクを社会全体が厳格に管理
といったメリハリが社内のルールにも重要と思います。
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