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【第241号のテーマ】 大胆に構えて人を使う
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松下幸之助氏ネタです。
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大胆に構えて人を使う
ぼくが、五十人ぐらいの人を使うようになったころ、
皆がよく働いてくれるのだけれど、
一人どうも具合のよくない者がいた。
ぼくは神経質であったことも手伝って、
どうも気になって眠れないわけです。
が、そのとき、ふと気がついた。
今、日本には悪いことをする人が何人いるか、
かりに法にふれてとらわれている人が十万人だとすると、
軽い罪で見のがされた人がその三倍あるいは五倍。
してみると、いい人ばかり集めて、
ちょっとでも変なのはいやだと、
悩んでいるのはムシがよすぎる。
少々のことはのみこんで、
大胆に構えていかないことには、人など使えん。
そう考えたらスーッと楽になったんです。
(『30億』昭和51年11月号)
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本メルマガでも2:6:2の法則の話をよくします。
私はコンサルタントという仕事をしていますので、下位の2の人も
高めて行きたいと思っていますが、現実は、なかなか難しいものです。
経営者も同様に、できれば社員の温度差があまり無い組織を作りたい、
少数精鋭で行きたい、と考えていますが、
現実は程遠く、ついつい飴と鞭的な評価を考えがちです。
なかなか幸之助氏のような「悟りの境地」には行きません。
幸之助氏は、
人は自分の自由にならないよ、
人のマイナスを正すのではなく、
人のプラスを活かす経営をしなさい、
と言われているように思います。
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