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【第270号のテーマ】 爪を研いでおく
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今回は、楠みちはる氏の漫画作品「湾岸ミッドナイト」の
YM SPEED 代表の山本和彦からの引用です。
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たとえば人生にはある日 突然に加速がつくように変わる時がある
階段をいっきに上がるように視野が広がり
見えなかったコトが見える時だ
・・だがその時に動けない人がたくさんいる
停滞した流れの時に
自分を作っていなかったからだ
人の動きをみて 動く
受け身の考え方 リアクションの生き方をする人にそれは多い
次の流れにそなえ いつも爪を研いでおく
悪い流れ、乗れない流れ、その裏に必ず新しい流れがある
それを意識し それを考え そして信じて
爪を研いでいるか だ
大事だがなかなかできない
流れが悪い時はそれを抜けることばかり考え
次の流れ 先（将来）へ向いた考えはしにくい
そう言ってしまえば 生き方なんだ
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コロナ災禍は上記の逆でした。
ある日、いきなり商売に急ブレーキがかかり、
階段を転げ落ちるように売上が低迷！
緊急融資や助成金に頼るだけ頼っても
その後が続かない
世界中で多くの企業が上記の様な状況となりました。
その中でも幾つかの企業は、
好調な時にいつ転げ落ちても良いように
爪を研いでいました。
そんな会社はいち早くリカバーできた筈です。
自粛期間に企業も個人も何をしていたか？
爪を研いでいた企業や個人は
コロナ災禍という悪い流れ、乗れない流れの裏にある
新しい流れが来たときに
ちゃんと飛び移れると思います。
いつも爪を研いでおく
とても良い言葉だと思います。
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