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【第29号のテーマ】 ベクトルが合わない
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ありがとうを言う人はありがとうを言って貰うことが多いと思います。
逆に、ありがとうをあまり言わない人は
ありがとうを言って貰うことも少ないでしょう。
ですから、尚更、ありがとうを言わなくなります。
賞与や給料を貰った時に、頭を下げても
口に出して、ありがとうを言えない人がいます。
何故、ありがとうを言えないのでしょうか？
自分の貢献度と受領金額が合っていないと思っているのでしょうか？
そうだとすると、「貰って当たり前」という考えが
心の奥底にあるのかも知れません。
ちょっと悲しいです。
たくさん貢献し、役に立つと
会社やお客様、社会からたくさんのありがとうを貰えます。
そのありがとうのご褒美が形を変えて、給料袋に入ると思います。
私がこういう思考が当たり前だと思います。
それをしないのに、要求だけはする。
あげく、人並みもしくは人より下の場合、不平に思う。
こうなるとその人とはベクトルが合いません。
何故なら、得たいモノが違うからです。
夢を追い掛け走り続ける人と現状で良いと思う人がいたとします。
この人達が会議でも居酒屋でも良いのですが、
未来を話し合っても、なかなか纏まらないでしょう。
また、お互いを讃え合う、励ますことも難しいかも知れません。
ベクトルを合わせる、とは何を得たいか（目指すか）ということです。
カンコン会場に来られた方から、メッセージをいただきました。
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第12回の感動コンテスト、初めて伺いいたしました。
会場に入った瞬間から、集まっている方々の熱いエネルギーを感じました。
各チーム全く違った感動で、とても貴重な時間を過ごす事が出来ました。
ありがとうございます。
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集まっている方々の熱いエネルギーの正体は
仲間、家族、社会への「ありがとう」だと思います。
すなわち「ありがとう」と言って貰えることを
やり甲斐（ベクトル）とする人が多数、集まっていたと言う事です。
是非、来年もカンコン会場でこのエネルギーを浴びて下さい。
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