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【第318号】 論理を仕事に適用する
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論理を仕事に適用する
いきなり難しい言葉が並びました。
これはドラッカーの「現代の経営」に出てくる言葉です。
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生産活動とは原材料を機械にかけることではない。
それは論理を仕事に適用することである。
正しい論理を明快かつ一貫して正しく適用するほど
物理的な制約は除去され、機会は増す
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生産活動とは生産システムのことです。
生産システムでモノを作るときに、経営者や部門長は
生産性を上げなさい
製造原価を下げなさい
ミスを減らしなさい
といった投げかけをします。
これをドラッカーは間違っていますよ、と言っています。
商品や製品にはその性質によって、
もっともふさわしい生産システムがあるはずで、
その仕組みを論理的に組み上げると
生産性は上がるし
製造原価は下がり
ミスも減る
となります。
生産システムの構築が間違っているから、
間違った結果が産まれる。
正しく構築すれば、正しい結果が得られる。
実にシンプルな考え方です。
ミスが減らないのはミスが減らない仕組みだから
もっと考えなさい
現場作業者にミスをするな!ではなく、
管理監督者がミスをしない仕組みを考えなさい
これがドラッカーが言っていることです。
正しいプロセスを構築すれば、正しい結果となります。
間違ったプロセスを構築すれば、間違った結果となります。
ただし、正しいプロセスを構築しても、正しく実行しなければ、
正しい結果とはなりません。
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