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【第324号のテーマ】 してはいけないこと
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316号で南蔵院の林覚乗ご住職の著書「自分が好きですか」より
「お前がいるだけで幸せ」をご紹介いたしました。
今回も同書の「子どもに何を伝えるか」の中から一部をご紹介します。
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私はあまり子どもを叱ることをしませんが、
こういうときには体罰をふるうだろうということが、三つあります。
一つは、自分の命にかかわるいたずらをするとき。
二つ目は、人の命にかかわるいたずらをするとき。
もう一つは、犯罪をおかそうとするとき。
これらの場面では、私は腕力をもって止めます。親として——–。
何故か。取り返しがつかないからです。
あとで後悔しても、遅いのです。
他のことでは、親が甘んじてその責任を負えるなら、
悲しみも苦しみも子どもとともに背負おうと思っています。
しかし、この三つだけは体当たりで防ぐ。
それが、私の親としての一つの基準なのです。
してはいけないこと——-それは、できるということとは別問題です。
たとえば、たばこは中学生でも高校生でも吸うことはできるでしょう。
だからといって、してもいいことではありません。
最近の子どもは、できることは
してもいいことだと思っているところがあります。
現代はカード時代なので、若い人たちにとっては
安易に借金できるようになっています。
しかし、返済できるかとうかという能力は、まだ別問題なのです。
その辺の計画性や責任の取り方というのは、
やはり小さいときに教えておかねばなりません。
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如何でしょうか?
親として、体当たりで防ぐ項目はどなたも上記と同じでしょうね。
では、してはいけないことについてはどうでしょうか?
「家訓」の様なモノを決めて、それを全員が守るようにする、
そのようなやり方もあると思います。
幼い頃に、「してはいけないこと」と「すべきこと」を決めて
それを守らせば、人の道を外しにくいと思います。
子の未来は親が導かないとなりません。
林覚乗ご住職の一文を会社に当て嵌めて考えてみて下さい。
会社にとって父は社長ですが、
組織の長も組織の父です。
父として部下である子に体当たりでぶつかる時はどんな時でしょうか?
これを明確にすることが厳しくかつ優しい父親になれると思います。
部下である子が会社において、
すべきことをせず、してはいけないことをした責任は
父である上司が背負うべきです。
この場合のしてはいけないこととは
嘘をつく、ごまかす、約束を守らない、悪態をつく、陰口を叩くなどです。
これが当たり前の様に横行する会社は、
社会悪として存在すべきではありません。
最近は、SNS等で会社の悪口を書きこむことなどがあるようですが、
その様に育てた親、すなわち上司に責任があります。
採用も上司が行い、育てたのも上司。
であれば、当然ですよね。
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