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【第327号のテーマ】 寛厳よろしきを得る
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326号の続きの様な話となりますので、2号続けて松下幸之助氏ネタです。
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寛厳(かんげん)よろしきを得る
昔から言いますわな、
「人を教えるには寛厳でなくてはならない。
厳しさが五〇パーセント、
寛容が五〇パーセントだ」
というふうに。
けど、私はそうは考えないんです。
寛と厳が半々なら、ありきたりです。
厳しさが一〇パーセント、
寛容が九〇パーセントがよい。
寛容な人がいない企業というのは、
絶対にダメです。
しかし、寛容であるためには、
一の厳しさが十の厳しさにならないといかんのです。
ですから、企業のトップというのは、
一の訓戒で“寛厳よろしきを得る”というふうでないといけません。
(『ニチイ社内報』昭和50年6月5日号・西端行雄氏との対談)
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寛容を厳しさの対語の優しさと簡単に捉えてはダメです。
寛容とは新解さんによると
(失敗などをとがめだてしないで)他のいい面を
積極的に認めようとする様子
とあります。
積極的にとあるように、寛厳のメリハリが必要ということです。
幸之助氏が言われるように10:90であれば、メリハリがあるでしょうね。
人はとかく、前回厳しくしたから、今回は優しくしておこう、のように
バランスを取りがちです。
それは違います。
幸之助氏が言われるように一を十の厳しさで接するからこそ
寛厳よろしきを得るのです。
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