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【第328号のテーマ】 エンジニア
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ホンダではエンジニアを4タイプに分けています。。
まずは正真正銘のエンジニア。
理論や実験、実戦によって得られたデータをベースに、
自分やチームで蓄積したナレッジを加えて、
妥協無き追求をしていく「真」のエンジニアです。
ホンダのエンジニアであることに誇りを持ち、
相当困難な課題であっても、粘り強く挑戦する
人間的にも優れた人達です。
続いて、カンジニア。
カンを頼りにした仕事の仕方をする人達です。
カンがベースですから、その精度は低く、
成功を得ることも少なく、高い目標に挑戦しにくいです。
3つ目は、エエカンジニア。
永年の経験と実績がベースにあることが条件ですが、
鋭いカンが働き、試行錯誤の実験の一部を省くことができます。
効率良く仕事を進める上、エンジニアが気がつかない発想や指摘もします。
エンジニアとして丁寧な仕事を重ねた結果、辿り着ける領域です。
4つ目は、カタログエンジニア。
資料による知識がベースにあり、ホンダの三現主義とは遠い領域で
机上の理論を振り回すエンジニアです。
重宝されるのは、もちろんエンジニアとエエカンジニアです。
因みに、海外人財の実習生に対し、理工系大卒の事をエンジニアと
呼称して、企業に紹介する多数の送り出し機関があります。
この場合のエンジニアは実習生と区別するための「名称」になります。
受け入れ企業は冒頭に書いた様な「エンジニアイメージ」を持っているので
期待外れと感じるでしょう。
それでは彼らが可哀想です。
名称を変更するか、エンジニアとはどうあるべきかをしっかりと
教育してから、紹介をして欲しいものです。
雑学ですが、ディズニーには「イマジニア」がいます。
イメージを形にする人達のことを言います。
それに倣って、
弊社ではシステムエンジニア(SE)はシステムイマジニアと呼び、
デザイナーはデザインイマジニアと呼んでいます。
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