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【第35号のテーマ】 「PDCA」できるように具体化する【事例:その1】
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顧問先で具体的でない会話がされていました。
ミスクレームの対策についてです。
その際、私は下記の発言で割って入りました。
部下に正しく作業をするために、今後、どうするか?
以下の答えが返ってきました。
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リーダーとしての自覚ができていませんでした。
部下を支えないといけない自分の役割をしっかり理解し、
知識・技術・価値ともに進歩するようにしていきます。
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考え方として間違いではありませんが、対策としては不足しています。
そこで、どうやって自覚するのか?
という質問を再度、投げかけました。
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生産目標を自分と部下が達成できるために
どうすれば達成できるかを考えることが自分の仕事と自覚します。
目標達成するためにしなければならないことを考え、
責任もって実行していきます。
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このような返答がありました。
まだズレています。
私は以下のようにアドバイスをしています。
私の質問は「どうやって自覚できるようにするのですか?」です。
すなわち「How」(方法)を聞いています。
〇〇さんの返答は全て、考え方や意識です。
ミスクレーム対策は「How」(方法)を考え、
それをどう実行し「続ける」かを考えるべきです。
〇〇さんの返答をどうやっても「PDCA」になりません。
「PDCA」できるようにしてください。
「PDCA」できるように具体化することが苦手な人が多い様に思います。
日常の仕事の中で、〇〇さんの上司や同僚が「具体的」な姿を
やって見せていれば、〇〇さんも部下を持った時に
それができていた可能性が高いです。
仕事の仕方は必ず見よう見まねで後進に引き継がれます。
上司や先輩が正しい仕事の仕方を身に付け、指導しないと
チームで「PDCA」できるように具体化することはできません。
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